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はじまらない結婚は気持ち悪い漫画?星(あかり)のその後についても

『はじまらない結婚』は、木村イマが描く夫婦のちょっとドロドロな恋愛ストーリー。

結婚式当日に新郎に浮気された主人公・陽(よう)の心情の変化と、ふたりに近づく困ったちゃんな同級生・星(あかり)の描写に人気が集まりましたが、一部の読者からは「気持ち悪い」という声が。

どんなところが気持ち悪いの?

そのほか星のその後についても調べてみました!
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)
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【はじまらない結婚】ここが気持ち悪い

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電子書籍サイトのレビューでは★4~★5が45%、★1~★2は21%でした。

「気持ち悪い」という声は少ないものの、低評価の人からは厳しい感想があげられていました。

木(もく)が気持ち悪い

主人公・陽(よう)の婚約者である木(もく)。

第1話の冒頭からその浮気が発覚します。

しかも陽との結婚式当日の朝、招待客のはずの陽の同級生・星(あかり)と結婚式が行われるホテルで事後っぽい描写…。

ウェディングドレスを着た陽はどん底に叩き落されるという地獄のスタートを切る本作ですが、やはりというかこの婚約者が「気持ち悪い」「ありえない」「クズ」「最悪」と叩かれているようです。

ですよね!

いくら漫画とはいえ、結婚式の日に他の女と寝るような男は最低。

というかあまりに現実離れしていて、どんな理由があっても共感できないという人が多数のようです。

実際、木がなぜこんな言い訳出来ない浮気をしたのかは、作中でもはっきりとは描かれていません。

陽と木はデキ婚なので、「妻が相手をしてくれなくて寂しかった…」とかならまだ分かるのですが、そんなクズでもないようです。

起こした事件がショッキングなわりに、そこまで遊び人風でもなくかといって特別かっこいいわけでもない…。

なかなか別れない陽の気持ちもよく分かりません。

浮気相手の星(あかり)の方に同情できるような生い立ちがあり、木がついほだされて…というわけでもありません。

ちょっとメンヘラ入った女に誘惑されて、お酒も入っていて流されて…というような描写です(最低)。

ただ浮気前後の描写がほとんどなく、読者の想像にゆだねられているので管理人は最終話近くまで「木は本当は浮気していなかったのでは?」「どんでん返しクルー?」という深読みをしていましたw
(やっぱり本当に浮気していた模様)

木自体の描写も薄く、真面目そうではあるのですが、どんな性格でどうして陽とつきあっているのか、なぜ星の誘惑にひっかかったのか、なぜ陽と別れたくないのかがしっかりとは伝わってきません。

冒頭の浮気がインパクト強いわりに、その後は陽の周りをうろうろするばかりで存在感がとても薄いキャラです。

しっかり者(という設定)の陽が好きな男性であるはずなのに、木の魅力がまったく伝わりません。

「結婚式当日に浮気された花嫁」という刺激的な設定だけで作られたようなストーリーで、木は後付けのようなちぐはぐさがあります。

不倫ものは電書サービスで人気のジャンルですが、「結婚式当日に新郎が同級生と」というシチュはさすがに読者の共感を得られず、「木が気持ち悪い」という声がほとんど。

「真面目系クズ」という言葉がぴったりかもしれません。

浮気が発覚した後も(一応)結婚式は行っていて、その後ふたりで自宅に帰っています。

この陽の行動も「ありえない」「そこまで好きなように見えない」と非難ごうごう。

いっそのこと木はもっと遊び人ぽくした方が読者の共感が得られ、陽にも同情が集まったかもしれませんね。
(いや、でもそれだと「なんでこんな男と結婚・・・?」と、またモヤモヤするか)

本作の作者によるフォローもあるようですが…。

結婚式当日に花嫁の同級生に欲情するという設定にしてから「木は何も考えていないわけではないんだよ」と言われても…w

何も考えてないからだろ!!としか思えませんねw

星(あかり)が気持ち悪い

主人公・陽の中学時代の同級生、星(あかり)。

主役カップルをひっかきまわす、典型的な悪女です。

見た目は黒髪ショートのかわいい系で、陽とは正反対の外見になっています。

この星がとにかく「気持ち悪い!」。

中学時代に陽に感じていたコンプレックスを今こそ解き放たん!といった調子で、木に近づいたのも陽への復讐のためだったのです(はた迷惑)。

木のことが好きになったわけでも何でもなかったんですね。

そんな星の罠にひっかかる木がお馬鹿なだけになってますが…。

ところでこの「陽へのコンプレックス」は、星の勝手な思い込みから来ています。

星は中学時代、クラスメイトたちから「男に媚びてる」「男と女の前じゃ態度が違う」と陰口されていました。

これは実際にそうだったようで、星にも自覚があり、「私は男に媚びている」と独白しています。

ところが陽は誰にも媚びるところがないのに、男女ともに人気がありました。

自分を可愛らしく見せなくても、ありのままでみんなから好かれる陽。

そんな彼女が星にはうとましかったようです。

星によると、さらに決定的な事件が。

星はクラスメイトの長谷部くんのことが好きで、関係も持ったのですが事後に長谷部くんから「陽のことが好きだ」と告げられたそう(最悪)。

「陽は星よりランクが上だ」と男子生徒たちが話していたのも聞いてしまいます。
(想像ですが、星は自己肯定感が低く、男性と肉体関係を持つことで「人に必要とされる=認められる」と考えているふしがあります)

「それは私が悪いわけじゃない」と言う陽に対し、星は「陽がいたから比べられた、だから陽が悪い」と言い放つのでした。

星の中では「陽さえいなければ長谷部くんは私を好きになっていた」「陽がいなければ媚びなくてもクラスみんなと仲良くなれて、クラスの中心になれた」「陽がいる限り私は媚び続けなければいけない」となっていた可能性があります。

これは完全なメンヘラですね!

星は陽への憎しみを大人になってからも募らせており、再会した時に「このふたりの関係を壊してやろう」と思っていたよう。

はじめは親しくふたりに近づき、結婚式当日という、陽にいちばんダメージを与えられる日にハニートラップをしかけたのです。

後日ふたりに会いに来る星。

まだ木と別れていない陽に対し「いいの?木くんて私に勃っちゃった男だよ?」と挑発します。

さすがの陽も星のことを「頭がおかしい、イカレてる」と感じ、木を連れて帰ろうとしますが、それを引き止めて星が木に強引なキスを…。

メンヘラ攻撃としては「並」ですが、星は「呪いをかけたから」と笑います。

これらの悪行をすべて思い込みで実行した星が「怖い」「気持ち悪い」と言われるのも納得です。

しかし読者の中には、そんな星のこじらせに共感できるという人も。

管理人も何となく分かるような気がしますが、中学時代のコンプをそこまで引きずるなんて、やっぱり怖いですね。

【はじまらない結婚】星のその後は?

描かれていない

本作で星は第8話で退場し、その後は不明のままです。

第8話で、泣いている陽をスマホで隠し撮りしてテンションが上がっているところを陽の部下・住谷に見つかっています。

「無様なのはアンタだよ」と住谷が星のスマホを没収しますが、彼女はまったく意に介していません。

「私が無様なんて百も承知」と言い返します。

「陽さえ地獄に引きずり落とせればそれでいい」とそのまま去っていく星。

それでこそ悪役令嬢ですね…!(違う)

その後最終話にも星は登場せず、会話の中にも星がどうしているかは出て来ないため、気になる読者が多いようです。

最終話で、陽は結局離婚する道を選びます。

今までぐずぐず悩んだのは何だったんだ…(と言うか悩むほど木が魅力的じゃなかったが…)となった管理人ですが、

陽は木と別れても子どもをふたりで育てていくという選択をし、とりあえずはハッピーエンドなのかなと思います。
(もともと「子どもを作る気がなかった」という陽の発言があり、また「子どもが出来たから結婚する」という流れでもあったので)

ただし星に対してはしっかり慰謝料を請求した方がいい!と感じる読者が多いようです。

正確には不貞行為をはたらいた木と、その相手である星の二人から取るべきですが…。

星から慰謝料をちゃんと取ることが決着になる気もします。

このままだとひとつの夫婦(+子ども)の家庭を壊しても、星にはなんのおとがめもなく、逃げ得になっていますよね。

読者のモヤモヤも晴れていません。

電書サービスの漫画では、「胸糞展開」と同時に読者が「スカッとする」ストーリーも求められているため、過激派の読者からは、「木と星が地獄に落ちるところまで見たい」という声もw

物語では描かれなくても、星の改心が無い限り、似たような事件を繰り返しそうな気もします。

木にももっと厳しい罰を与えるべきですし、星には因果応報の人生を歩んで欲しいというのがほとんどの読者の希望なのではないでしょうか。

もし「星のその後」が描かれれば、「陽のその後」より人気が出るかもしれませんね。

まとめ

『はじまらない結婚』は、木村イマが描く夫婦のちょっとドロドロな恋愛ストーリー。

結婚式当日に新郎に浮気された主人公のストーリーだが、一部の読者からは「気持ち悪い」という声があがっている。

気持ち悪いと言われる理由は、木(もく)が気持ち悪い・星(あかり)が気持ち悪いというもの。

元凶になった星のその後については、作中では描かれていない。

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