今年も2/14「バレンタインデー」が近づいてきましたね!
日本では女性が好きな男性にチョコレートを贈るのが一般的ですが、イギリスでは男性から女性に薔薇を贈るなど、チョコ以外のものを贈る国も多いようです。
バレンタインに花を贈るのはどんな国?
そのほか海外のバレンタインの風習についてもまとめました!
バレンタインに花を贈る国
イギリスのバレンタイン
日本では女子からの告白の日という位置付けのバレンタイン。
イギリスでは男女問わず告白や愛を確かめ合う日でした。
チョコもありますが女の子は赤い薔薇をもらうのです。
若い人も老夫婦も同性カップルもお互いを見つめ直せる一大イベント!
日本の義理チョコはもういいんじゃないかなぁ… pic.twitter.com/wqQdmc3Y7T— 丸本コウイチ ★ 火曜日のJOKER【番組公式】 (@dnm_labo) February 9, 2019
イギリスのバレンタインは、どちらかというと男性から女性へ愛を伝える日。
日本のバレンタインとは逆と言われています。
多くの人が愛する人とディナーをともにし、チョコレートやカード、お花を贈りあいます。
チョコレートだけでなく、花やシャンパンなども男性から女性へプレゼントすることが多いようです。
イギリスのバレンタインは、スーパーとか町中のお店で薔薇の花束が売られて、それを紳士達が次々に手にとっていく様子がすごく素敵だったな。それぞれに、嬉しそうだったり、恥ずかしそうだったり。
— hanna (@BrightonHanna) February 13, 2018
バレンタインデーが近づくと、街中が薔薇の花束で一杯になるなんて素敵ですね!
またその時には「バレンタインカード」と呼ばれる匿名のカードをつけるのがお約束だそう。
花は赤い薔薇を贈る人が多く、「バレンタインカード」にもイギリスらしいユーモアの利いた渡し方があるのだそうです。
「バレンタインカード」は必ず匿名で贈られます。
こんな書かれ方をしたカードを受け取ったら「いったい誰からの贈り物かしら」「もしかしてあの人がくれたのかも?」とソワソワしてしまいそうですよねw
私はバレンタインに「誰かくれるかな…」のドキドキを高校でイギリスにいた頃味わった。イギリスでは男子→女子にバラやお菓子をあげる日。寮にバラが届くかとか、食堂や教室で誰かが近づく度ドキっとしてた。当日何かしら貰えるよう例年2週間前から可能性のある男子に優しくする活動をしてた。(続)
— 影武者ちゃん(週末若女将の影武者) (@shumatsu_okami) February 13, 2021
もちろん匿名なので贈り方もさまざま。
知らないうちに手元に届けられたり、郵送で届いたりなど街中がソワソワ・ドキドキした空気に包まれるそうです。
赤い薔薇の意味
Happy Valentine’s Day🌹イギリスでは紳士的な方々が薔薇の花束を愛する人にプレゼントしていて素敵💕薔薇の花束持っているひとが沢山いた。 pic.twitter.com/z5EcIO0Knz
— たま🌻 (@tamah08) February 14, 2021
イギリスのバレンタインに欠かせないのが真っ赤な薔薇。
お花屋さんのほかにも、キオスクのような雑貨店まで一輪の薔薇が売り出されるそうです。
日本では1年のうちお花屋さんがもっとも忙しいのは「母の日」と「クリスマス」だそうですが、イギリスではこのバレンタインがいちばんの繁忙期だそう。
忙しいだけでなく、薔薇の価格ももっとも高くなるそうなので、バレンタインデーでの薔薇の重要さがよく分かりますね。
赤い薔薇の花言葉は「I love you」(あなたを愛しています)、「Love」(愛)「Beauty」(美しい)など、女性に贈るのにぴったりのものばかり。
バレンタインに真っ赤な薔薇をもらったら、びっくりするけれどとても嬉しいですよね。
イギリスでもチョコレートは欠かせない
https://t.co/0jjkgW7l0a
バレンタインにチョコレートを贈る習慣は
イギリスのキャドバリー社が、1868年に発売したハート型の
チョコレートボックスが人気を博したためといわれていますかわいい季節のミニ・トートを持って、おいしいチョコを食べながら
素敵な時間を過ごしませんか? pic.twitter.com/pJAT4hfUtE— インテリア雑貨のキャリコ (@calicoshop) February 5, 2019
男性から女性に赤い薔薇を贈るのが一般的なイギリスですが、日本と同じようにチョコレートも欠かせないプレゼントです。
キャドバリー社のキャンディーボックスは「バレンタイン用」と限定されていたわけではないそうですが、ヴィクトリアンスタイルの美しいボックスが愛する人への贈り物にぴったりと人々をとりこにしたのかもしれませんね。
【バレンタイン】
イギリスのブランド、ラウデンチョコレートのチョコご用意しております!
青くて可愛いパッケージです❤️
様々な産地のカカオとシングルモルトウイスキーのペアリングを愉しめます。#DemeraraBakery#デメララベーカリー#LAUDENCHOCOLATE#ラウデンチョコレート pic.twitter.com/aC37ahu32Z— Demerara Bakery (@DemeraraBakery) February 14, 2020
バレンタインシーズンには、日本人もびっくりするほどロンドン中がハートや薔薇のモチーフ、ピンクのイルミネーションでいっぱいになるそう。
バレンタイン当日には、レストランのすべての席がカップルシートになるお店も多く、そこでは年配の人も若者も、未婚者・既婚者、異性・同性問わずさまざまなカップルが薔薇やチョコレート、プレゼントを贈りあって愛を語り合う、大切な日になっているようです。
日本では「女性から男性に告白する」という日ですが、イギリスではさらに愛を深めあう日でもあるようですね。
そのほかのバレンタインに花を贈る国
イタリアのバレンタインデー
バレンタインの時期になるとイタリアやヨーロッパより、日本の方がチョコレートのバリエーション、量、人々のウキウキが多い気がする。日本は完全にチョコレート工場に見えて、ヨーロッパより楽しめる。イタリアにいた頃は買ったことないのに日本に来てからは毎年、自分用のチョコを買っちゃう。
— マッシ 🇮🇹🇯🇵 日伊逐次通訳者 (@massi3112) January 28, 2022
イタリアはバレンタイン発祥の国とも言われています。
バレンタインデーの2月14日は「サン・ヴァレンティーノ」と呼ばれ、別名を「Festa degli innamorati(恋人たちの日)」。
イタリアでも愛を確かめ合う日とされ、プレゼントを贈りあったり食事や旅行に出かける人も多いそう。
もっともポピュラーなプレゼントは花で、イタリアでも赤い薔薇がいちばん人気。
イタリアでは赤い薔薇には「情熱」という意味があり、男性から女性に贈るのが一般的ですが、最近では男女の間だけでなくいろいろな相手に薔薇を贈るなど、ギフトの幅が広がっているそうです。
フランスのバレンタインデー
Ma plus belle histoire d’amour, c’est toi.
バレンタインには真っ赤な薔薇を🌹
フランスのバレンタインは男女問わず、愛する人へカードやプレゼントを贈り、幸せに過ごす特別な恋人の日。男性が「mon amour(愛しの人)」へ真っ赤なバラを贈り、ラブラブなディナーへ…の流れがポピュラーです❤️ pic.twitter.com/RrfRw8NLJp— YOSHIYUKI INOUE (@1xysyk) January 26, 2018
フランスのバレンタインデーは、恋人同士や夫婦など決まった相手にプレゼントをする日です。
男性から女性に花を贈る場合がほとんどで、フランス中の花屋が男性客でいっぱいになるそう。
(でもフランスの男性は普段から女性に花を贈りなれているので、全然恥ずかしくないそうです)
フランスでも人気なのは赤い薔薇。
あまりに売れすぎて、バレンタインデーの後は薔薇が買えなくなるほどだそう。
ほかにも宝石を贈ったり、レストランで食事をしたりすることもありますが、お花を贈るのは欠かせないそうです。
また日本と違い、チョコレートを贈ることはほとんどないようです。
ドイツのバレンタインデー
花束もらった〜🌹バレンタインはドイツでは男性が女性にプレゼントするのが普通らしい。淡いピンクの上品なバラ。夫よ、ありがとう〜 pic.twitter.com/4XeYZQNnrg
— 杉本麻奈 (@manasugimoto) February 14, 2019
ドイツでもバレンタインデーは特別な日。
男性から女性に花を贈るのも一般的ですが、ドイツでは恋人や奥様に贈るだけでなく、母親や娘にも贈るそうです。
プレゼントとして人気があるのはやはり赤い薔薇。
ほとんどの男性が赤い薔薇の花束や、1本の赤い薔薇を贈ります。
さまざまな種類の花束を贈る時も、かならず1本の赤い薔薇を入れるそうです。
そのほか赤い薔薇を使ったハート型のフラワーアレンジメントや、ハート型の箱に入ったチョコレートを花といっしょに渡すこともあるそうです。
また最近では「豚」モチーフのプレゼントも多いそう。
豚は「豊かな食生活をもたらす」として、ドイツでは幸福のシンボルとなっているからだそうです。
スイスのバレンタインデー
スイスのバレンタインは
男性から女性側に食事や花、チョコなどプレゼントするみたい。
義理の概念がないので
好意のある人に渡すのが文化みたいです。
今日レストラン行きましたけど
カップルが多かった
駅では花売ってました— 菊池 洵那 (@juuuuunna1) February 14, 2020
スイスのバレンタインデーは、恋人同士がお互いに花を贈りあう日です。
人気があるのは赤い薔薇ですが、バレンタインデー当日は値段が爆上がりし、品薄になってしまうそう。
スイスの若い恋人たちは薔薇を手に入れるのにとても苦労しているそうです。
年配の夫婦や恋人たちは、赤い薔薇以外にも春らしい花を贈りあうことが多いそう。
また昔は花をプレゼントするのがほとんどでしたが、最近は宝石やチョコレート、香水なども贈り物に選ばれることが多いそうです。
フィンランドのバレンタインデー
フィンランドのバレンタインデーは友情を祝う日。他国からの影響を受けて恋人などロマンティックな意味合いがついたのは正式には1996年からなので、現在でもこの日は友達からたくさんのメッセージが届く。夜は手伝ってるイタリアンレストランにディナーに招待してもらって楽しいひと時。あぁよく笑った pic.twitter.com/HEeUPR3Aew
— Minori🍋 (@minotonefinland) February 15, 2020
フィンランドのバレンタインデーは他のヨーロッパの国々と比べて少し変わっています。
2月14日は1980年代ごろから「友情の日(ユスタヴァンパイヴァ)」として祝われるようになりました。
この日は花を贈ったり、友人や家族にカードや小さなプレゼントを贈ります。
花で人気なのは赤い薔薇。
そのほかいろいろな花を取り交ぜた花束や鉢も人気なようです。
「友情の日」といっても、人気があるのはやはり赤いハート型のモチーフ。
ハート型にきゅんとするのは世界共通なのかもしれませんね。
オーストラリアのバレンタインデー
バレンタインデー。日本の感覚だと、女の子が好きな男の子にチョコを贈る習慣だけど、それは特異なパターンで、他の国では花やケーキ、カードなどを恋人や親しい人に贈るよう。男性も女性も。
このシーズン、ここオーストラリアでは奥さん、旦那さん宛てのカードが並んでる。#バレンタイン pic.twitter.com/d7SEleF7xz— みっちゃん@コワーキングスペース店主、他もろもろ (@aka_sam1983) February 5, 2019
オーストラリアでは、恋人同士や夫婦の間でのみプレゼントを交換します。
親子や友人同士でバレンタインの贈り物をすることはないようです。
花を贈ることがもっとも多く、赤い薔薇がここでも人気。
オーストラリアでは赤い薔薇は「ロマンチック」なものと考えられているからだそうです。
またチョコレートも「ロマンチック」なものと考えられているため、花といっしょにプレゼントすることも。
赤い薔薇は人気ですが、高価なものでもあるため、薔薇以外の花を贈ることも多いそうです。
アメリカのバレンタインデー
アメリカ人男性は、好きな女性やパートナーには、チョコレートではなくバラの花や宝石をプレゼントします。
アメリカのバレンタインにおいて、特に花束は一番重要なアイテムらしい
🌹— Ryoko (@Ryoko711) February 11, 2021
アメリカでは恋人や夫婦にとって大切な日。
男性から女性に花やチョコレートを贈ったり、お互いに愛や感謝を伝え合う日になっています。
また普段から特別親しい人に好きな気持ちや感謝を込めて贈り物をする日でもあり、家族や友人にもプレゼントをあげることも。
ここでも人気なのは赤い薔薇。そのほかチョコレートや花束、カードを贈り、女性のために素敵なバレンタインデーにしようとはりきる日でもあります。
女性からも贈り物をしたり、お互いに特別なことをしてバレンタインデーを楽しむそうです。
まとめ
日本のバレンタインは女性が好きな男性にチョコレートを贈るのが一般的だが、男性から女性に薔薇を贈るなど、チョコ以外のものを贈る国も多い。
バレンタインに薔薇の花を贈る国はイギリス。
もちろんイギリスでもチョコレートは欠かせないプレゼント。
そのほかバレンタインに花を贈る国は、イタリア・フランス・ドイツ・スイス・フィンランド・オーストラリア・アメリカなど。
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