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【タイタニック】ヒロイン・ローズのその後は?おばあちゃんの最後についても

映画

1997年に公開されたジェームズ・キャメロン監督の映画「タイタニック」。

17歳のヒロイン・ローズとジャックの切ないラブストーリーは、世界中の女性の心をとりこにしました。

生き残ったローズのその後や、モデルとなった実在の女性、またローズの最後についてもまとめてみました!
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【タイタニック】ローズのその後

ローズは女優になり、子供を二人もうけます。

ジャックとの悲しい別れの後、ローズは引き返して来た救命ボートに拾われ、一命をとりとめます。

映画の完成版では、先に脱出した婚約者キャルとローズは再会することはありません。

キャルは生き残った乗客の中にローズがいるかどうか探し回りますが、見つけられないまま立ち去ります。

ローズもそのままニューヨークに行き、家には戻らず、ひとりで生活していくことになります。

キャメロン監督が書いた脚本版では、キャルは避難民の中からローズを探し当てます。

しかしローズはきっぱりとキャルを拒否するのです。

「私たち取引をしましょう。あなたは私には何の関係もない人なの。二度と私に逢おうなんて思わないで。私のあとをつけたり、探したりなんかしないで。もしそうしてくれたら、私は黙ってるわ。何も言わない。ゆうべのあなたの姿は――あなたのやったことは誰の目にも触れなくてすむわ。誰にも知られない。」

ローズが黙っていることとは、

「キャルがジャックに濡れ衣を着せて沈む船底に置き去りにしたこと」
「ローズとジャックに向けて発砲したこと」
「お金の力で救命ボートにさっさと乗ったこと」…。

これから結婚する相手としては最悪ですね。

「そうすればあなたが必死の思いでしがみつく、『上流社会の名誉』とやらも、失わずにすむんだわ」

きっぱりと告げるローズ。

「私はタイタニックと運命をともにしました。母にはそう言ってちょうだい」

ここでキャルの本当の心が分かります。

「ローズ、君は僕にとってかけがえのない存在なんだよ」

傲慢で金で人を動かすようなことばかりしてきたキャルですが、心の底では真にローズを愛していたのです。
(しかしこのシーンが丸ごとカットされてしまったため、キャルは最後までイヤな奴で終わってしまいましたw)

キャルの言葉にもローズの心は変わらず、背を向けます。

「かけがえのないのは宝石でしょう。さようなら、ミスター・ホックリー」

その後、救助船はニューヨークに入港し、ローズは生き残った人々とともに移民局の係官の質問に答えます。

「名前は?」
「――ドーソンよ。ローズ・ドーソン」

『ドーソン』は海で亡くなったジャックの苗字です。

ローズはジャックの姓を名乗り、まったく新しい人生を歩き始めます。

貧しい時もあったけれど、とても自由で素晴らしいものだったようです。

それが分かるのが、映画のラストシーンです。

ラストでは、ローズの若い頃の写真が次々に映し出されます。

明るいカリフォルニアの風景をバックに、晴れやかな笑顔をした新進女優時代のローズ。

映画会社が劇場で配布するために撮った宣材用のブロマイド。

ローズとその夫、ふたりの子供たちの写真。

大学の卒業式を済ませた息子と一緒のローズや、子供たちと孫に囲まれ、70回目の誕生日を祝っているローズ。

「それは何不自由のない、幸福な一人の人生の断章をつづったコラージュである」と脚本にあります。

またアフリカの土地を訪れているローズ。
(世界最高齢ダイバー記録保持者で映画監督の『レニ・リーフェンシュタールのように』という注釈があります)

複葉機の翼に足をかけた飛行士姿のローズ。

1920年代の写真には、波打ち際をバックに馬にまたがるローズ。

ローラーコースターといっしょの写真では、サンタモニカの埠頭。

タイタニックで悲劇的な恋を経験したローズですが、ジャックとの約束通り、本来の好奇心旺盛な性格で人生を謳歌していたことが分かりますね。

写真からは、実家と縁を切ったあと女優となり、世界中のさまざまな土地をめぐって楽しみ、結婚もして子供や孫に恵まれたことが伝わってきます。

良かったねローズ…。

あの運命の夜、ジャックは凍える海の上で彼女にこう言っていました。

「君は助かって、生き続けて、赤ん坊をたくさん産んで、子供たちが育ってゆくのを見届けるんだ…。そしてうんと年を取って、長生きのおばあさんになって、暖かいベッドの中で天に召されるのさ」
「僕のために約束してくれないか、必ず生き残ると…。決してあきらめないと…。いまここで約束して欲しい。そして、何があってもこの約束を忘れないで欲しいんだ」

ローズはこの約束をしっかり果たしていたのです。

また監督は、
「ここではジャックがローズに残した『人生の贈り物』について集中したい」
「それがローズの中で旺盛な冒険心や想像力の翼となって育っていたこと、さらにそういったことを自由闊達に楽しめる心、そういったものを見て欲しかった」
と書いています。

ジャックは海の上で、
「僕は最高にラッキーだった。船の切符は人生で最高の贈り物だったよ」
「そのチケットのおかげで、君にめぐり会うことができたんだ。天のお導きだよ…感謝でいっぱいだ」

彼は『人生の贈り物』=「ローズと出会えたこと」と言っています。

そしてローズもまたジャックに出会えたことが『人生の贈り物』だったのでしょう。

ジャックとの約束通り、人生を楽しみ、自由に生きることができたローズ。

それをセリフではなく、写真だけで表現する演出も素晴らしいですね。

【タイタニック】ローズのモデル

ベアトリス・ウッド(1893~1998)アメリカの女性芸術家。

サンフランシスコの裕福な不動産業者の家に生まれ、幼少期にはニューヨークに住み、しばしばヨーロッパを訪れていた。

17歳のときに横暴な母親から逃げ出し、パリの美術学校で絵画を学ぶ。

作中でジャックの言った「水しか出ない屋根裏部屋」に住み、演劇やダンスも学んだ。

第一次世界大戦のためニューヨークに戻ると、1916年にキュービズムの画家マルセル・デュシャン、アンリ=ピエール・ロシェらと知り合う。

ロシェの自伝的小説「突然炎のごとく」に登場する奔放な女性カトリーヌは、ベアトリスがモデルとも言われている。

キャメロン監督は当初ベアトリスの存在を知らずに「年老いたローズ」のキャラクターを書き上げていましたが、彼女の自伝を読み、「自分が書いていた『年老いたローズ』とほとんど同じ人物が描かれていたので驚いた」と言っています。

「私はローズのキャラクターをいろいろと作り込みすぎたんじゃないかと気にしていたんだけど、ベアトリスの存在は、そんな心配を吹き飛ばしてくれる『生きた証明』だった」

そしてなんと、生前のベアトリスにも会ったそう。

「めったにお目にかかれないほど愛らしいおばあさんで、無類に痛快な人物だった。若い頃のこともはっきりと覚えていた。」
「映画のローズそのままといった感じだった」

年老いたローズは穏やかですが、壮絶な体験を持つひとくせある人物としても描かれています。
「おっとりした普通のおばあちゃん」というイメージではありませんよね。

また監督は、若い頃のローズをフロイトの研究に詳しく、モネの絵を見抜く芸術の素質の持ち主として描いていることから、教養がありながらも当時の上流階級の少女としては少し変わっているところにベアトリスとの共通点を感じているようです。

ただし、「ローズはあくまで私の想像上の人物で、さまざまな架空の要素から練り上げたもの」「ふたりいた私の祖母の思い出も入っている」「その内ひとりは、本当に『ローズ』という名前だったりするんだけどね」とのこと。

ローズの性格は、監督も含め、いろいろな人物の要素が入っているみたいですね。

【タイタニック】おばあちゃんの最後について

『碧洋のハート』をジャックの眠る海に還したあとは、眠る姿だけを見せる年老いたローズ。

そして17歳に若返ったローズが、蘇ったきらびやかなタイタニックの中でジャックと再会し、船と運命をともにしたさまざまな人々の笑顔と喝采の中でキスを交わす――という祝福されたエンディングになっています。

ところがこの意味深なラストが、「眠ってるだけ?」「死んでる?」とさまざまな憶測を呼ぶことに。

ファンの間では、この船の中のシーンが「ローズが見ている夢」と「亡くなってジャックがいる天国に召された」というふたつの説があるようです。

『碧洋のハート』を自分の心としてジャックの元に戻したことで、安心して当時の夢を見ている…とも取れますし、心残りがなくなったことで、ほっとして約束通り暖かいベッドで亡くなり、ジャックと天国で再会している…とも受け取れます。

後日発売されたDVDのチャプター名は「かなえられた夢」(原題「A Promise Kept」/約束は果たされた)となっており、監督は「観た人それぞれで解釈して欲しい」と言っています。

「私は『タイタニック』のエンディングについて、何度となく質問を浴びせかけられてきた。監督の口から言ってしまうのは簡単だが、でもそれを決めるのは『あなた』だ。観客である『あなた』しかいないのだ」

監督の中ではどちらかはっきりしているようですが、観た人それぞれの解釈にゆだねる、観客の感じたままの解釈で良い、と受け取れますね。

どちらの説でも納得でき、非常に余韻のあるすてきなラストなので、ぜひ鑑賞してみてくださいね!

まとめ

映画「タイタニック」のヒロイン・ローズは一命をとりとめた後、ニューヨークに行き、家には戻らず、ひとりで生活していく。

そして女優になり、子供を二人もうける。

映画のラストシーンでローズの若い頃の写真が次々に映し出され、人生を楽しみ、自由に生きることができたという演出がなされている。

年老いたローズの映画での最後は、眠っているだけなのか、そのまま亡くなったのかがファンの間で議論されているが、見た人の解釈に委ねると監督は言っている。

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