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【プラチナエンド】はつまらないし面白くない?面白いというネットの評判も

漫画・アニメ・感想・考察

2021年10月からアニメが始まった『プラチナエンド』。

原作は『デスノート』『バクマン。』の大場つぐみ・小畑健がタッグを組んだダークファンタジーで、14巻で完結し累計450万部を突破しています。

しかし「つまらない!」「面白くない」という声も多数あるよう。

いったいどこがつまらないの?
面白くないのはどこ?

そのほか「面白い!」というネットの意見もまとめました。
(最終巻までのネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【プラチナエンド】ここがつまらない

ストーリーがつまらない

「ストーリーがつまらない」「作画はいいが面白くない」と、とにかく内容が「つまらない!」と言われているようです。

『プラチナエンド』は、架橋明日(かけはしみらい)という少年が主人公。

家族を事故で失い、引き取られた一家からも虐待を受けて、劣悪な環境に生きる希望をなくしていました。

中学卒業の日に飛び降り自殺をはかりますが、突然あらわれた天使によって救われ「翼」と「矢」を与えられます。

天使たちはそれぞれ次の時代の「神」となる候補を13人選んでおり、”999日以内に次の「神」を決定する”と告げます。

そんな中、神候補のひとりが「メトロポリマン」と名乗り、ほかの神候補をつぎつぎと殺害。

明日(みらい)は同じ神候補の花籠咲(はなかごさき)とともに、メトロポリマンと戦う決意をする――。

というのが前半のおおまかなストーリーです。

13人の「神候補」たちが互いに共闘したり利用しあったりという頭脳戦や、「翼」と「白い矢」「赤い矢」のルールを駆使したバトルなど、ワクワクするような設定ではあるのですが…。

「『デスノート』の死神が天使になっただけ」「目新しい設定ではない」とも言われており、世界観やキャラ設定もつまらないと感じる人が多いようです。

また原作は14巻(完結)、アニメは2クールで6か月続くということが判明しているため、「つまらない上に長い」とも。

「赤い矢」「白い矢」の設定やルールの難しさ、天使や人間同士でも多くのルールがあり、ストーリーが「”つまらない”前に分かりにくい」と読みにくさを挙げる人もいました。

設定が凝りすぎていて分かりにくく、それが「つまらない」になってしまっているのかもしれませんね。

主人公がつまらない・嫌い

主人公・架橋明日(かけはしみらい)に「共感できない」「嫌い」という人が多いよう。

嫌いなタイプの主人公が活躍する作品は「つまらない」「面白くない」となってしまうようです。

明日(みらい)はいわゆるウジウジ系の主人公。

エヴァンゲリオンのシンジ君に似ていると言われています。

精神的に弱いところ、頼りないくせに偽善や理想ばかり言うところが「嫌い」「つまらない」と挙げられているようです。

命を奪うことをためらうシーンが多くあり、良く言えば「命を大切にする優しい少年」ですが、悪く言えば「敵にも甘々な優柔不断野郎」。

敵を倒さなければいけないシーンでも「殺してはいけない」ことに固執している時もあり、「頭がお花畑」「イライラする」「むかつく」と批判されているようです。

また明日(みらい)は主人公といっても格別頭が良いわけではなく、格闘が強いというわけでもありません。

そこが「主人公らしくない」「無能」という意見や、「表情や考えが固い」「自分の手だけ汚さないのが嫌い」「人殺しはしないのに人殺しの手伝いはする」という声も。

明日(みらい)の考えや弱さが「つまらない」という評価になってしまうのかもしれません。

一方「ウジウジな主人公が成長していく過程が楽しみ」というファンもおり、主人公の弱さが魅力になっているという意見もあるようです。

デスノート・バクマンに比べたらつまらない

「つまらない」という意見の大半を占めたのが「デスノート・バクマン。に比べるとつまらない」という声でした。

とくに今作と同じ大場つぐみ・小畑健のタッグで大ヒットを記録した『デスノート』については設定がカブっているという声もあり、比較されやすいよう。

『デスノート』は死神に力を与えられ、『プラチナエンド』は天使に力を与えられるという点はたしかに似ていますよね。

『デスノート』は設定やストーリーの斬新さが抜きんでて面白かった作品ですが、今作は「劣化デスノート」ともいえる「二番煎じ」を感じます。

『バクマン。』も同様に大場つぐみ・小畑健の作品で、映画化・アニメ化・舞台化などのメディアミックスもされた大ヒット作。

しかし、その劇中漫画の方がまだ面白いと言われるほど、今作は「つまらない」ようです。

大ヒット作を続けて出すのは難しいですが、『デスノート』『バクマン。』のコンビといえばつい期待してしまいますよね。

そんなファンの期待でハードルが上がってしまい、読んでみたら「思ったほど面白くない」「つまらない」という評価になってしまうのかもしれません。

メトロポリマン編(前半)がつまらない・嫌い

『メトロポリマン編』は原作8巻までのストーリーで、神候補のひとり生流奏(うりゅうかなで)との戦いが『プラチナエンド』前半のメインとなっています。

生流奏はエリート校に通う高校生で、かなりのイケメンかつお金持ちです。

みずから”メトロポリマン”と名乗り悪人を裁いてヒーローと呼ばれていましたが、それは他の神候補を集めるため。

裏では「白の矢」を使って、他の神候補をつぎつぎ殺していくという危険人物でもあります。

また極度のナルシストで「醜いものがこの世から無くなればいい」という極端な思想の持ち主。

「絶対に『神』になる」という目的のため、天使の道具と物理攻撃を駆使した心理戦で明日(みらい)の前に立ちふさがります。

前半のクライマックスともいえる『メトロポリマン編』ですが、これが「つまらない」「面白くない」と言われているよう。

生流奏に「悪党」としての魅力がなく、自分本位で共感できないキャラクターというところが「つまらない」のかもしれません。

後半がつまらない(前半の方が面白い)

一方、「前半(メトロポリマン戦)は面白かったが後半はつまらない」という意見もあるようです。

今作の後半はアニメでは2期にあたり、米田博士(教授)というラスボスが登場します。

米田博士は最年少でノーベル賞を受賞し、大学の名誉教授もつとめているという天才。

神候補ではあるものの、神になることが目的ではありません。

無神論者の博士は、「神候補を”神”にしないこと」を目指しています。

そのためメトロポリマン編では決着がつくまで静観しており、行動を起こしませんでした。

彼の目的は「神を誕生させないこと」。

残りの神候補をすべて殺すことで「神」をつくらず、神候補がひとりだけ残ってしまうと、その人が「神」になってしまうため自分ともうひとり神候補を残し、ふたりで相討ち(ふたりとも死亡)することで「神」を生み出さないようにするつもりでした。

この米田博士が「嫌い」という人が多く、博士の難しい理論や思想についていけず、共感もできないキャラクターのため「つまらない」と言われているようです。

前半に比べてアクションシーンが減り、シリアスな場面ばかりになったため、好きな人には面白いと感じられそうですが、大半の人からは「つまらない」と言われてしまうようです。

結末がつまらない

多くの人がラストに不満を持ったようです。

衝撃の「(主人公を含めた)人類消滅エンド」という終わり方をした今作。

これもエヴァンゲリオンの「人類補完計画」に似ているという意見もあり、賛否両論のようです。

など、「打ち切り感」の強い終わり方とも言われています。

しかし原作が14巻で完結していることから、「14」→「10・4」→「てん・し」とかけてあり、想定どおりの終わりで打ち切りではないという意見もあるようです。

連載誌が少年ジャンプではなくジャンプSQのため青年をターゲットにしており、「生と死」「生きるとは」という哲学的なテーマを扱っている作品ともいえます。

少年ジャンプ連載漫画よりもシリアスで重い作品となったため、結末の受け取り方にもさまざまな意見があるよう。

意外性はあるものの、エンタメとしては「ラストが面白くない」「納得いかない」というファンが多く、「つまらない」となってしまったようです。

子供は読まない方が良い

「子供には読ませたくない」というファンもいるようです。

デスノートも主人公が「神」と称し悪人を殺していくというストーリーで賛否両論ありましたが、今作も子どもがワクワクしながら読むにはハードすぎる展開です。

これは連載誌がジャンプSQであるため、もっと年齢層が上の読者を想定して作成されたからと思われます。

また結末も子どもには理解が難しく、「つまらない」となってしまいそうです。

【プラチナエンド】ここが面白くない

設定が複雑で面白くない

天使と人間の関係や天使の道具のルール、設定が「複雑すぎて面白くない」という意見が多くみられました。

「デスノート」でも登場した作中のルール。

基本的には「ノートに名前が書かれた人間は死ぬ」というものですが、その後どんどんルールが追加され、最終的には21ものルールが登場しました。

複雑なルールを理解し、それを駆使して頭脳戦を繰り広げた月(ライト)とLの活躍は面白かったですよね。

しかし「プラチナエンド」では、その複雑なルールが理解しにくく、「分からない」「面白くない」と言われてしまうようです。

それが「ストーリーが面白くない」にもつながっているよう。

ストーリーが面白くない

ストーリーが「面白くない」「つまらない」という意見が大半を占めていました。

「絵は最高に良い」ものの、漫画としての演出や展開は雑で設定もどこかで見たようなもの。

主人公や敵役にも魅力のある人物がおらず共感できない、パワードスーツやファッションが古い、など「絵」以外のほぼ全部が「面白くない」「惹かれない」要素のようです。

また「テンポが悪い」「伏線や謎解きなどの頭脳戦が少なくてつまらない」などの意見もありました。

絵柄の良さはほとんどの人が認めているものの、漫画としての面白さにはつながっていないよう。

たしかに絵はいまいちでも「面白い!」と思える漫画はたくさんありますよね。

「絵が緻密すぎてアクションシーンで何をしているのか分かりにくい」というファンの声もあり(そんなことあるの??)、「神絵とストーリーが合っておらずつまらない」現象が起きている可能性もあります。

ストーリーのためにキャラが動かされていて面白くない

雑誌での連載をめざしている漫画家さんたちに編集者がアドバイスする時、「キャラづくりの大切さ」を伝えるそうです。

「今あなたが描いているキャラクターは、何年、何巻分もつきあいたいキャラクターですか?」
「”ツンデレ”や”クール”などテンプレな一面だけの、面白味のないキャラクターになっていませんか?」
「キャラが使い捨てになっていませんか?」

作者が何年でも描き続けられるキャラは、イコール読者にとってもずっとつきあいたいキャラ、飽きの来ないキャラ、知れば知るほどもっと気になるキャラ。

それが「魅力のあるキャラクター」だそうです。

ずっと描き続けたくなるような、自分も描いていて気持ちのいいキャラを生み出すことで、スピンオフや番外編、過去編にもつながっていく…。
(最近では『鬼滅の刃』があてはまると思います)

反対にストーリーから作り出したキャラは、ただ決められた演技をするだけの作者の操り人形でしかないとも。

「ここで山場を作りたいからこう動かそう」という決められたレールを走らせるだけ、決められたセリフを言わされるだけ。

その結果、魅力的でない行動をとったり、もともとの性格とは違った言動をしたりというようなキャラのブレが起きてしまうようです。

『プラチナエンド』も魅力的なキャラクターがいないと言われており、それは原作者が書きたい世界観、シーンのためだけに配置されたキャラだからかもしれません。

その世界で演技をするだけの操り人形で、クライマックスでは確かに盛り上がるものの、そこに至るまでの流れが「単なるつなぎ」で描かれているためストーリーが「面白くない」と感じてしまうようです。

『バクマン。』で漫画家を目指す少年たちの漫画を手がけた大場・小畑コンビですが、今回は魅力的なキャラを生み出せなかったのかもしれません。

【プラチナエンド】ここが面白い

なにかと酷評が多い「プラチナエンド」ですが、「面白い!」「楽しかった!」という感想もちゃんとあります。

「プラチナエンド面白い」「良かった」というネットの評判をまとめてみました。

ストーリーが良かった

万人に受ける作品ではないものの、じゅうぶん面白くて「良かった!」というファンが多いようです。

「読むといろいろ考えさせられる」「生と死、幸福、愛情、神と人間など、難しいけど面白かった」など深く読み込んだ人も。

さまざまな考察ができる作品で、いろいろな受け取り方ができるのが魅力なのかもしれませんね。

前半はつまらないが後半は面白い

前半はつまらないが諦めないで!というファンも。

前半の『メトロポリマン編』は面白い派とつまらない派に分かれていますが、後半が推し!という人もいるようです。

天使(ナッセ)が可愛い

明日(みらい)に翼と矢を授ける天使、ナッセが可愛い!というファンも。

主人公より天使たちのその後が楽しみという人もいるようです。

デスノートでも死神・リュークは意外と人気がありましたよね。

など、天使たちの行動にも注目が集まっているよう。

天使たちは「人間との違い」「違和感」を抱かせるような描き方をされており、たとえばナッセは「明日(みらい)が幸せに生きられるのなら、万引きや殺人をしても別にいいのでは?」という考えを持っています(ダメ!絶対!)。

これは天使たちが人間のいわゆる「道徳心」を持っていないからで、その違いが「面白い」「可愛い」と感じる部分でもあるようです。

まとめ

『プラチナエンド』は、大場つぐみ・小畑健がタッグを組んだダークファンタジーでアニメ化もしている人気作品だが、「つまらない!」「面白くない」という声も多数ある。

つまらない理由として、ストーリーがつまらない・主人公がつまらない・デスノート・バクマンに比べたらつまらない・メトロポリマン編(前半)がつまらない・後半がつまらない(前半の方が面白い)・結末がつまらないというものがあげられている。

面白くない理由としては、設定が複雑で面白くない・ストーリーが面白くない・ストーリーのためにキャラが動かされていて面白くないというものが多い。

もちろん面白いという感想も多くあり、ストーリーが良かった・前半はつまらないが後半は面白い・天使(ナッセ)が可愛いという理由がある。

コメント

  1. 胸糞悪いだけのアニメ より:

    主人公が最後の最後まで偽善者で糞w
    結局、叔母さんは簡単に殺したのに、叔父さんは自主させて終わり、飛べない幼なじみのヒロインをわざわざ空に連れ出し脅迫染みた行動で屈伏紛いな思い直しに持ち込むクセに、最後の最後まで殺さないとかダラダラと煮え切らない態度でイライラさせる糞ストーリー。
    結局、叔母さんを殺した事はなかった事にして、それ以降は周りで次々に候補者が殺されても偽善者を気取るだけで煮え切らないまま終わらせる。
    マジで胸糞の悪いだけの糞アニメだったな。

    • karin-zakki より:

      コメントありがとうございます!
      おっしゃる通り、最後まで「???」感が拭えない作品でしたね~^^;
      主人公の行動に共感できなかったです・・・。
      自己犠牲が強いのかな?とか最初は思っていたのですが、途中でよくわからなくなってきました。

  2. 和哉 より:

    主人公が極端すぎる善の思想を貫くキャラクターがうざい部分もあるけど、プラチナエンドの一番の欠点は後半に出てくる米田のあまりにも長すぎる厨二病すぎる話し方の長過ぎる語り。「否」じゃねーよ、ってツッコミたくなるわな。ついでに、主題が壮大すぎて(幸せ云々は置いておくとして神とは?みたいな部分)キャラや設定が陳腐に見えてしまっている。要するに作者が大風呂敷を拡げすぎた。ただ、そういう作品でも難しく見える部分の背景にある元ネタ的な部分を読み解く自分は賢いと思うような人達にはうけているみたいだね。(あの作品の伝えたい事や元ネタは○○なんだよ。自分は知ってるから楽しめたけど貴方は知らないの?知らないからつまらなく感じるだけでしょ?みたいな人達)

    • karin-zakki より:

      >和哉さん

      コメントありがとうございます!
      まさに・・・私がモヤっとするけどなんかうまく表現できなかった感情をすべて言語化してくださっています!
      そう、それ!ということを書いてくださりありがとうございますo(*^▽^*)o
      あなたが神か・・・!

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