年賀状を出さないのは非常識？いらないという意見についても

年賀状は、新年を祝う挨拶状で、昔からある日本の伝統文化。

もともとは新年の挨拶に行けない相手に、新年のお祝いや日頃の感謝の気持ちを伝えるために始まりました。

最近は年賀状を出さない人も増えていますが、出さないのは非常識？
年賀状はもういらない？

両方の口コミをまとめています。

参考になったら嬉しいです♪
（※2023年10月時点の情報です）

年賀状を出さないのは非常識？

毎年年末が近づくにつれて巻き起こる「年賀状出す？出さない？」問題。

出す派も出さない派もちゃんと理由があるようです。

それぞれの口コミを紹介します。

年賀状を出さないのは非常識派

もう年賀状出さないみんな出すって言っといて出さない人多すぎ非常識すぎるでしょ？

— あみ (@rosenet08) January 1, 2014

「年賀状を出さない人は非常識」という口コミはありますが、全体からするとかなり少数のようです。

また、その中でも「出さない人＝非常識」というわけではなく、「年賀状を出すと言ってて出さない人が非常識」「年賀状の返事を出さない人が非常識」という意見のよう。

年賀状を「出す出す詐欺」が嫌われてしまうのかもしれないですね。

地方は出さないと非常識にされる

ただ、田舎とかだと年賀状を出さないとそれだけで「非常識な人」ってレッテルが貼られて商売がしづらくなるってんだから、みんな都市に引っ越すわな。

— ひじかた (@HIZIKATA_izumi) January 4, 2020

都会に比べて地方は親族や職場、取引先などと年賀状をやりとりする人が多いようです。

また、子どもを通わせている保育園から「年賀状が来ない」と、非常識に感じるという親も。

住んでいる場所が地方寄りだと「年賀状を出さない人は非常識」と言われてしまうため、しかたなく出しているという場合があるのかもしれないですね。

また「年賀状を出さないと”非常識扱い”してくるのは世間体」という意見も。

世間体というのは「世間の人に対する体面・体裁・見栄」。

自分が気にしなければいい、年賀状ぐらいでガタガタ言うな！と思う半面、「非常識な人と思われたくない…」「無用な争いは避けたい」気持ちもありますよね。

「出したくない」「出すのが面倒くさい」と思っていても世間体を気にすると出さざるを得ない…という人が多いのかもしれません。

年賀状は悪しき習慣という意見も

社会人の年賀状とかほんま悪しき風習だわー 最初に年賀状出さない人は非常識とかいう風習作り出したやつコロス

— おにぎり太郎丸 (@frandre1226) December 24, 2015

「”年賀状を出さない人は非常識”というのは悪い風習」、という意見がありました。

「名刺交換したら年賀状を出さないといけない」
「新卒や社会人2年目は上司に出さないといけない」
など、社会人の謎のしきたりってありますよね。

管理人の妹も、しきたりで先輩に”赤・黒2色だけを使い、イラストや写真はいっさい使ってはいけない手書きオンリー”の謎の年賀状を書いていました…。

管理人自身は、会社関係の人に年賀状出したことないです＾＾；

非常識扱いされてたのかなw

最近は個人情報の観点から、「住所を不特定多数に知られたくない」という人も増えています。

会社の上司や同僚であっても、「住所を勝手に知られていると怖い」と感じることがありますよね。

Lineやメールが発達している今、「年賀状を出さなくても別に非常識じゃない」時代になっていくといいですね。

年賀状を出さなくても非常識じゃないという声

調べてみると、ほとんどが「年賀状を出さなくても別に非常識じゃない」という意見でした。

ピックアップして紹介します。

非常識と思わない・気にしない

年賀状って出さないと非常識か？とか思うけど、もう10年くらい出してないから気にしない。

— 369 (@y_369) December 22, 2021

「年賀状は出さなくても非常識だと思わない」
「個人の主義主張の話だから人がとやかく言うことじゃない」
という口コミが大半でした。

年賀状は出さないし、もらえなくても気にしないという寛容な人が多いようです。

「年賀状を出す出さないに常識・非常識って関係ないのでは？」
「年賀状を出さないってそんなに非常識なこと？」
というもっともな意見も。

いわゆる非常識って、公共の場で周りに迷惑をかけたり、TPOに合わない服装や言動、行動をしたりすることですよね。

年賀状を出さないって、そこまで周りに迷惑かかりませんよねｗ

むしろお互いに義理のやりとりをしなくてすむのでありがたいという意見もあります。

年賀状は出したい人が出すもの

お中元などするのが当たり前という風習は押し付けるものではなく、したい人達が自由にやれば良いと思うのです。年賀状を出さない。メールで済ませると言う人も増えました。それと同じで、常識非常識は本人が決める事です。気分良くお付き合いができない関係なら、押し付けあうのは良くないと思います。

— 桂田わん子ฅ՞•ﻌ•՞ฅ (@wanko_1005) July 7, 2015

「年賀状は出したい人が出すもの」という、もっともな意見がありました。

まさにその通りですよね。

しきたりや義理ではなく、お世話になった人へ感謝をこめて出すものならそこまで面倒に感じません。

年賀状を出さないという人のほとんどは、義務のような年賀状作りが苦痛なだけで、「もらったら嬉しい！送るのが楽しい！」年賀状なら出しやすいのでは？と思います。

非常識という価値観が変わった

年賀状を出さないと非常識とか言う人いるけど、逆に、そんなことで常識を疑われるような人と縁をきれるチャンスだと思っている、私です。お歳暮とかお中元とか、どう考えてもボーナスを消費させたいだけのような気がする。

— んじゃめな (@killing_mode) January 7, 2012

「最近は非常識と思われることがない」という判断から、もう年賀状は出していない・出すのを辞めたという口コミもありました。

SNSが発達した現在、年賀状よりも手軽で早く、お金もかからない新年の挨拶ができるようになっています。

やめても人間関係が切れることはありません。

また、それでなくなる関係なら縁を切ってしまってもいいという意見も。

年賀状をやめるのはちょっと勇気がいりますが、昔よりは受け入れられやすくなっているのかもしれないですね。

年賀状はいらないという意見

「年賀状はいらない」「年賀状は不要」という意見も多いようです。

なぜいらないと言われているのでしょうか？

メールやLINEがあるからいらない

今日、お歳暮買いに行ったときに年賀状も売ってたんで
娘に「年賀状いる？」って聞いたら
「いらない」
あ～、そう言えば今の子達って年賀状書かないんだもんね
私も得意先ぐらいにしか出さないから当然と言えば当然なのかな？

— hipo (@hipo46239413) December 4, 2022

先でも紹介しましたが、今はLINEなどSNSが発達していて、年に1回の年賀状よりもずっと頻繁なやりとりができるようになっています。

それに伴って、若い世代は年賀状を出さないのが普通になりつつあるようです。

新年に改まった挨拶、というのも良いですが、年末に年賀状に時間や手間をとられるよりは、遊んだりゆっくりしたい人もいますよね。

新年の挨拶はSNSがあるので年賀状はいらないという人は、今後増えていくかもしれません。

慣習だからいらない

年賀状という風習そのものがもういらない。なかったらなかったで平気なのに、無駄に自分らで負担を生んでる。お歳暮とかもそう。異動の時のお菓子も。

— 教諭®︎ (@kyouyur) December 27, 2021

「年賀状は古い慣習だからいらない」という意見がありました。

年賀状のほか、お中元やお歳暮、異動の時のお菓子など、本来の意味から離れても「昔からやってるから」と続けている場合がありますよね。

前からずっと続けていることをやめるのは勇気がいりますが、年賀状を書くのが負担になっていては本末転倒ですよね。

「無ければ無いで問題ない」かどうか、一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。

義理だからいらない

言いにくいこと言うんですけど、年賀状いりません。
あ、子どもからの年賀状は別です。
卒業してから1、2回しか会ってない友人からの年賀状いりません。
いらないって言えないからいつも1月8日くらいに返しています。向こうにとっては親戚に送るついでなのかもしれませんが、私はわざわざ買います。

— ミドサー女教師 (@teacheraround30) December 12, 2022

「あまり親しくない人からの年賀状はいらない」と、はっきりした口コミがありました。

なかなか言えませんが、これが多くの人の本音なのではないでしょうか。

住所も文も印刷だけでメッセージもない”THE★義理”の年賀状は「もらっても嬉しくない」という人が多いですよね。

義理のつきあいだけでやりとりする年賀状は、お互い負担になってしまいます。

とはいっても、こちらから「やめる」とは言いにくいところが難しいですよね。

年賀状に家族写真はいらない・子どもだけの写真はいらない

まじで今現在関わりが全くない人からの家族写真載せ年賀状が一番いらない。世界一いらない。

— me (@xcat098) January 2, 2022

「家族写真や子どもだけ写った写真の年賀状はいらない」という辛口の意見がありました。

これは毎年ネットで論争が起きる案件ですねｗ

「そこまで親しくない人の家族写真は別にいらないな」
「他人の子供の成長興味ない。かわいいとか思わないし年賀状とか家族写真いらない」
「みんながみんな赤ちゃん好きなわけじゃない」
「幸せそうな写真見たくない時ってあるよね」
など、匿名で本音が書けるSNSではかなり辛辣な意見があるようです。

「子供だけしか写ってない年賀状いらない、子供は私の友達じゃないし」って言ってる人をインターネットで見かけると、どうした？って背中をさすりたくなる。

— カヨ (@utako_coceci) January 12, 2023

反対に、「そこまでイヤだとは思わない」という意見も。

家族写真の年賀状は人によっている・いらないが大きく分かれるので、よほど親しい人以外には送らない方が無難かもしれませんね。

子供だけの写真はいらない・家族写真ならOK

毎年この時期になると子供の写真の年賀状はいらないって意見が出てくるんだけど、子供だけの写真は嬉しくなくて家族写真は嬉しいって人けっこういると思う。

— mi (@sweet_candy_po) December 22, 2020

「子どもだけ写ってる年賀状はいらないけど、家族写真ならOK」
「会ったことのない子どもの顔より、友人の顔を見たいな」
という意見がありました。

友人の近況を知りたいのに、子どもの写真しか載ってないとがっかり…という場合ありますよね。

ただ、そんな年賀状を送る側にも事情があるようです。

元々は子供いらない派だったから、家族写真の年賀状見てもザワつくことは無かったし楽しく見てたけど、会った事もない子供だけの写真の年賀状は少し残念な気持ちになったな。友人の写真も見たいなぁと。でも子供産んで知った。いい感じの家族写真、意外と枚数がない。子供だけの写真、大量にある。

— みずほ3y (@mzmzmzm74939440) December 22, 2021

「子どもを産んで分かったけど、年賀状にできる家族写真、数がない。子どもだけの写真なら大量にある」
これは子持ち家庭あるあるかもしれないですね。

年賀状に使える家族写真が意外と少なく、いい感じの写真は子どもオンリーという場合、年賀状が子ども写真になってしまうのは仕方ないかもしれません。

家族写真や子どもの写真が見たいという人も

ネットで不人気な家族写真(主に子ども)を印刷してる年賀状だけど俺は好きなんだよな。だって仲の良い人の家族だもん。見たいよ

— デージ (@dehGee) November 18, 2021

「子ども写真の年賀状はいらない」という意見が多く見られますが、ネガティブな声が大きく広まってしまうのがSNS。

実際はそこまで家族写真や子ども写真は嫌われていないようです。

「仲の良い人の家族だもん、見たいよ」
「実際子どもが産まれてみたら、大人の顔より可愛い赤ちゃんの顔が見たいｗ」
「家族写真や子どもの写真見るの楽しい♪」
など、家族写真の年賀状をポジティブに受け入れている意見がありました。

家族写真が苦手な人がいるのは本当ですが、すべての人が「いらない」というわけではないようです。

「出さないと非常識・いらない」と言われてしまう年賀状ですが、年賀状は送る相手との関係性がいちばん大事といえそうですね。

まとめ

年賀状は、新年を祝う挨拶状で、昔からある日本の伝統文化。

年賀状を出さない人も増えているが、出さないのは非常識という声もある。

年賀状を出さないのは非常識という声については、年賀状を出さないのは非常識派・地方は出さないと非常識にされるという声がある一方、年賀状は悪しき習慣という意見もある。

年賀状を出さなくても非常識じゃないという声もある。

年賀状はいらないという意見については、メールやLINEがあるからいらない・慣習だからいらない・義理だからいらない・年賀状に家族写真はいらない・子どもだけの写真はいらない・子供だけの写真はいらない・家族写真ならOKという色々な意見がある。

家族写真や子どもの写真が見たいという人も。