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クリスタルスカルの王国はつまらない映画?駄作という意見も

映画

『インディージョーンズ クリスタルスカルの王国』は、2008年に公開されたインディ・ジョーンズシリーズの第4作目。

前作から19年ぶりの公開で、アクション・アドベンチャー映画ファンが待ちに待った最新作です。

でも一部では「つまらない」「駄作」という意見が。

いったいどんなところがつまらないのでしょうか?

口コミをまとめました。
(※作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【クリスタルスカルの王国】ここがつまらない

待望の新作としてファンが待っていた『クリスタルスカルの王国』。

でも、評判は賛否両論だったようです。

どんなところがつまらないと言われているのでしょうか?

宇宙人オチがつまらない

残念な口コミの中でいちばん多かったのが、「オチが宇宙人なところがつまらない」という意見でした。

確かに…。

インディ・ジョーンズシリーズといえば、インディ博士がさまざまな陰謀やトラップをかわしながら、謎を解き秘宝に迫っていくアクションアドベンチャーの金字塔。

視聴者はハラハラドキドキしながらも、最後は大団円で視聴後感がスッキリの映画です。

でも『クリスタルスカルの王国』は、禁断の”宇宙人”オチ。

UFOがすべてを吸い込んでENDという、アクションアドベンチャーとしては「禁じ手」ともいえる結末でした。

これがシリーズの熱心なファンから大不評。

多くの批判が殺到することになりました。

など、「アクションじゃなくSFすぎてがっかり」「今までのシリーズとは世界観が違いすぎる」「宇宙人の要素がインディシリーズと合ってない」など、かなり辛口の意見がありました。

同じスピルバーグ監督の作品『未知との遭遇』(1977)もラストにUFOが出現します。

そのため「『未知との遭遇』へのセルフオマージュだったら面白かったのに」という意見もありました。

とはいっても、多くの視聴者は宇宙人オチを受け入れられず、「つまらない」という感想になってしまったみたいですね。

>>詳しくは「インディジョーンズクリスタルスカルの正体はなに?怒った理由についても」の記事をご覧ください

期待したよりつまらない・前3作よりつまらない

「期待していたのに思ったよりつまらない」「前3作よりつまらない」という口コミがありました。

本作は、前作『最後の聖戦』から19年ぶりの新作とあって、世界中のファンが待ちに待っていた作品です。

そのため、期待のハードルが天井まで上がっていて、見た後に「そんなに面白くなかった…」「つまらなかった…」という感想になってしまったのかもしれません。

また2008年という現代にあえて”宇宙人ネタ”で作った「ルーカスやスピルバーグ監督のセンスが時代に合ってない」と感じた人や、「『最後の聖戦』でやめるべきだった」という人も。

2012年にイギリスのTotal Film誌が「期待はずれだった映画トップ50」の1位に『クリスタルスカルの王国』を選んでいることからも、ファンがインディ新作に求めていたのは「これじゃなかった」感がありますね。

シリーズの前3作は今でも愛される名作なだけに、比べられてしまうのはしかたないかもしれませんね。

アクションの迫力がない・質が落ちている

「前作に比べてアクションがもっさりしてる」
「インディシリーズのジェットコースターのようなアクションがいまいち感じられなかった」

というマイナスな意見がありました。

インディシリーズの前3作は、CGがほとんど使われていなかったことでも有名です。

今作も「前作との一貫性を保つため、特殊効果にCGをほとんど使わない」という監督の意向がありました。

でも実際はさまざまな理由で、450以上のシーンでCGが使用されています。

前作の俳優さんたちによる体当たりのアクションに比べ、「ちょっとモッサリしてる」「迫力に欠ける」と言われてしまうのはそのせいかもしれないですね。

【クリスタルスカルの王国】ここが駄作

「つまらない」だけでなく「駄作」とも言われてしまう『クリスタルスカルの王国』。

なぜ駄作と言われてしまうのでしょうか?

リメイク系の続編だから駄作

最近、過去の名作がリメイクされたりリブートされたりすることが多いですよね。

今年話題となったディズニーの「リトルマーメイド」(実写)をはじめ、「ライオンキング」「美女と野獣」「アラジン」など、古い作品が現代向けのストーリーや技術で作り直されることがあります。

『クリスタルスカルの王国』も前作から19年たち、ほぼリメイク的な続編と言っても過言ではありません。

でも、1980年代当時の空気感や技術で成り立っていたインディジョーンズの世界観は、大きく様変わりしています。

見る側の感性も同じではありませんよね。

当時は「面白い」と感じた人たちも、様々な作品を見た大人になっています。

現代の複雑なストーリーや人間ドラマの作品、緻密なCGや迫力あるアクションを見慣れていると、インディジョーンズは「駄作」と思われてしまうのかもしれません。

出演者からも駄作と批判されている

『クリスタルスカルの王国』公開後の2010年、出演俳優のシャイア・ラブーフが「監督も僕もヘマをした。人々にずっと愛されてきたシリーズに傷をつけてしまった」と当時の思いを発言したことで話題になりました。

「脚本家や監督のせいにすることもできるけど、俳優の仕事は作品に命を吹き込むことだから、それができなかった自分の責任だ」と自分自身の演技への反省も。

共演したインディ役のハリソン・フォードも「自分と同じ気持ちだった」と告白しています。

「ハリソンとはさんざん話し合ったが、彼も満足はしていなかった」という発言は、ハリソンも『クリスタルスカルの王国』の脚本やラストに納得がいかないままだったという風にもとれますね。

これもやっぱり”宇宙人”をオチにしてしまったからなのでしょうか。

実は”宇宙人”ネタはスピルバーグ監督ではなく、原案者のルーカスのアイデア。

もともとスピルバーグ監督とハリソン・フォードは、このアイデアに反対していました。

エイリアンに並々ならぬこだわりを持っていたルーカスは監督を説得、「エイリアンではなくクリスタルスカルをメインにすること」で決着したようです。

しかしやっぱり出演者からは「宇宙人ってどうなの…?」と思われていたみたいですね。

>>詳しくは「インディジョーンズクリスタルスカルの正体はなに?怒った理由についても」の記事をご覧ください

駄作だけど好き・駄作じゃないという意見

「つまらない」「駄作」と低評価な感想が多い本作ですが、「駄作だけど好き!」「いや、駄作じゃない」という口コミもたくさんありました。

「シリーズに思い入れがある方が楽しめる」「前作3作品へのオマージュがあるから、続けて見ると面白いよ!」というファンの意見や、

「制作側が作中でシリーズのファンサービスをしっかりやってて嬉しい」という人も。

インディシリーズを見てきた人なら分かるオマージュシーンが盛り込まれているようです。

ファンならではの楽しみ方ができる作品といえますね。

また「クリスタルスカル、そこまでひどいと思わないし、普通に面白かった」「駄作なんかじゃない」という高評価の意見や、「ファンにとってはインディが復活しただけで幸せ♪」という声も。

分かります!

映画自体の出来よりも、またスクリーンでインディに会えた!というだけで100点満点ですよね。

2023年6月30日には、最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開されます。

こちらも楽しみに待ちたいですね♪

まとめ

『インディージョーンズ クリスタルスカルの王国』は、2008年に公開されたインディ・ジョーンズシリーズの第4作目。

前作から19年ぶりの公開だったが、一部ファンから「つまらない」「駄作」という意見がある。

つまらないという意見は、宇宙人オチがつまらない・期待したよりつまらない・前3作よりつまらない・アクションの迫力がない・質が落ちているというもの。

駄作と言われる理由は、リメイク系の続編だから駄作・出演者からも駄作と批判されているなど。

駄作だけど好き・駄作じゃないという意見もある。

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