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【鬼滅の刃】は面白くないしつまらない?パクリと言われる意見についても

鬼滅の刃

TVアニメ、劇場版が大ヒットとなり、社会現象にもなった『鬼滅の刃』。

『遊郭編』のアニメも12/5から放映開始が決まり、ますます期待が高まっています。

ところがネットでは「面白くない」「つまらない」「〇〇のパクリ」と言われることも。

いったいどこが面白くないの?
つまらないのはどのシーン?

パクリと言われる理由やそのほかの意見もまとめました!
(最終巻までのネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【鬼滅の刃】ここが面白くない

ジャンプ漫画を読んで育ってきた人にはつまらない

『鬼滅の刃』をつまらないと感じる人の多くは、「読んだことがある」「既視感のある」物語に感じてしまうよう。

多くの少年漫画やアニメを愛好して来た世代にとっては、鬼滅はとくに変わった世界観や筋立てではなく、ストーリーやキャラクター設定、物語の構成も「どこかで見たことがある」もので、内容が浅く、物足りないと感じてしまうのかもしれません。

それが「面白くない」という意見になっているようです。

煉獄さんが出るまでは面白くない(序盤がつまらない)

ネットで多く言われているのが、「物語序盤は面白くない」「煉獄さんや”柱”が出て来るまではつまらない」というもの。

単行本1巻~5巻までの、物語初期が面白くないと言われているようです。

原作1巻~5巻の展開は、炭治郎の家族が襲われ鬼になった妹を人間に戻すという目的のため、鬼を倒す修行をし、鬼殺隊となって任務に向かうというもの。

物語のプロローグで善逸や伊之助と出会う重要なシーンもあり、ここなくしては今後の炭治郎たちの活躍もないのですが…。

正直あまり面白くない!w

この面白くなさは、原作の絵があまり上手い方ではないため、バトルシーンで何をやっているかが分かりにくい、そのため感情移入しにくいという意見もあるようです。

アニメ「立志編」では音や動きがついたため、戦闘シーンも迫力があってかなり見やすくなっています。

そのため序盤で脱落しそうになったファンも、”柱”の登場する『柱合会議』や、煉獄さんがメインの『無限列車編』からは「面白い!」と感じる人が多いようです。

また一方で「初めから面白い」というファンも。

炭治郎の人柄や旅立つ理由、周囲の人たちとのふれあいがしっかり描かれている序盤だけに、「面白い」と感じる人もいるようです。

アニメは好きだけど原作が面白くない

アニメは好きだけど「原作漫画が面白くない」という意見もあるようです。

原作はたしかにややクセのある絵柄で、「少年ジャンプ」というよりは「アフタヌーン」など青年誌向けの連載が合っているような気もしますね。(可愛らしい絵柄だと思いますが・・・)

キャラクターの等身も初期はかなり低く、義勇の顔も童顔に描かれているため、子どもと大人のキャラの区別がつきにくいなとは思っていました。

原作は前述した「戦闘シーンで何をしているか分かりにくい」という点のほか、「絵が下手」「説明セリフ・キャラのモノローグ(心の声)が多すぎる」という意見もあるようです。

原作ではあまり気にならなかったキャラクターのモノローグ(心の声)や技のセリフですが、アニメになると確かに「説明多いな!」と感じました。

一方、戦闘シーンはアニメになったことで動きがとても分かりやすく、技のエフェクトや音の迫力があって素晴らしい出来になっています。

「アニメの方が好き」という意見にも納得です。

親子・兄弟関係がうまくいっていない人には面白くない

意外な意見として「親子関係・兄弟(妹)関係がうまくいっていない人にとっては面白くない」というものもありました。

主人公・炭治郎をはじめとして、人気キャラの煉獄さん兄弟、同じ”柱”の不死川実弥・玄弥(しなずがわ さねみ・げんや)の兄弟、時透無一郎(ときとう むいちろう)の兄弟、鬼サイドでは那田蜘蛛山の家族、妓夫太郎(ぎゅうたろう)・堕姫(だき)の兄妹、黒死旁(こくしぼう)と日の呼吸の縁壱(よりいち)兄弟など、今作では「家族愛」「親子・兄弟愛」「血のつながり」が大きなテーマになっています。

さまざまな親子関係や兄弟間の絆を描いた今作は、その素晴らしさが多くのファンに支持されているともいえます。

しかし一方で、その絆の物語が「古い」「今どきありえない」という人もいるようです。

昨今の社会情勢では『鬼滅』のようなあたたかい親子関係ばかりではなく、互いに憎しみあったり、そこまではいかなくとも離れて暮らさざるを得ない家族もいます。

「家族って素晴らしい」「親の愛はありがたい」「だから大事にしよう」というメッセージが強く感じられる今作は、そういった人にとっては受け入れにくいものになるのかもしれません。

感性が変わってしまったから面白くない

「昔だったら好きだった!」という社会人のファンも多いようです。

小学生、中学生の時に出会いたかった!という人もw

大人になるほど昔の名作漫画と比べてしまうこともありますよね。

ドラゴンボールやるろうに、NARUTO、BLEACHを知らなかったらハマっていたかもしれない…と思うファンもいるようです。

世間が言うほど面白くない

2020年公開後、興行収入400億を突破し、歴代邦画ランキング堂々1位になった『劇場版・鬼滅の刃』。

日本中を熱狂させる話題の作品と聞いて、原作を知らずに映画を観たという人も多かったのではないでしょうか。

そんな人にとっては「思ったほど面白くない」「期待したほどではなかった」というがっかり感もあったようです。

とくに劇場版は完全にTVアニメの続きから始まり、人物紹介や今までのあらすじなどもないという「初見に厳しい」構成になっていました。

キャラの関係や敵の目的などの情報が分からないままでは、「面白くない」となってしまうのもしかたないかもしれませんね。

男性にとっては面白くない

男性読者は「面白くない」と感じる人も多いようです。

「男の厨二心」をくすぐる作品といえば、同じ少年ジャンプだとやはり前述のドラゴンボールやるろうに剣心、NARUTO、BLEACHでしょうか。

また「ジョジョ」や「ONE PIECE」「HUNTER×HUNTER」なども含まれそうです。

これらはすべて、男性の作者さんによって描かれています。

作品から作者の性差を感じ取るのは最近では難しい気もしますが、女性作者の作品は絵柄や作品のテーマなど、男性読者にとってどこか「違う」「面白くない」となってしまうのかもしれません。

【鬼滅の刃】ここがつまらない

ギャグシーンがつまらない

「ここがつまらない」にギャグシーンを挙げる人が圧倒的に多いようです^^;

物語序盤から中盤にかけて(最終バトルにはさすがにありませんが…)シリアスシーンのあいまに繰り出されるワニ先生独特のギャグには、かなり賛否両論があるようです。

「マジで面白くない」「善逸がうるさすぎる」「伊之助が嫌い」というストレートなものや、「女性作者のギャグはつまらない」という女性蔑視発言ギリギリのもの、「ギャグの時の作画がテキトーすぎる」というもっともなものもあるようです。

とくに、善逸のうるささはギャグを通り越していて「不快」になるという人も。

少年ジャンプ連載作品のため、「子供向け」にわざとウザキャラに描かれているという擁護もありますが、それにしてもやりすぎかも…?

私も原作を読んでいる時には気になりませんでしたが、アニメになった善逸のウザさは最強でしたねw

善逸のうるささを他のキャラが止めようとしないので、視聴者のイライラがますます溜まるという悪循環になっています。

原作がつまらない

前述の「原作が面白くない」と同様ですが、やはり絵柄がネックで読めない・読まない人が多かったよう。

漫画の面白さは絵がすべてではありませんが、まず手に取ってもらうのには絵でひきつけることがある程度必要ですよね。

『鬼滅』は「読むと意外と面白かった」というファンがいる反面、「読んでもやっぱり面白くなかった・よく分からなかった」という人もいるようです。

これは時代設定や世界観に魅力がない、どこかで見たようなキャラや技という点が「面白くない」と言われてしまうのかもしれません。

劇場版がつまらない

TVアニメと同様にufotableによって製作された劇場版。

日本中で大きな支持を集めましたが、「つまらない」と感じた人もいたよう。

キャラクターのモノローグや説明セリフが場面場面で多くさしはさまれ、ストーリーのテンポを悪くしていたようです。

また評価の高かった戦闘シーンも「いまいち」「演出が弱い」という意見もあり、「期待したほどではなかった」というファンが「つまらない」と感じているようです。

コラボグッズが溢れすぎていてつまらない

最近のアニメ界では、いちど人気が出ると、あっという間にコラボグッズが量産されるようになりました。

アニメイトに行かなくても、近所のスーパーやコンビニ、洋服のショップやファミレスなどさまざまな場所で『鬼滅』のグッズを手に入れられますよね。

ファンにとってはありがたい反面、「多すぎて買えない」「やりすぎ」「飽きた」という人も多いようです。

また他の作品のファンにとっては、『鬼滅』グッズで他のグッズが駆逐されるということも起きているため、素直には喜べないようです。

【鬼滅の刃】は〇〇のパクリ

鬼滅はジョジョのパクリという意見

『鬼滅』に出てくる全集中などの呼吸法は、ジョジョの「波紋呼吸法(はもんこきゅうほう)」を参考にしたのでは?と言われています。

ほかにも「ラスボスは不死の吸血鬼」「倒す方法は頭をつぶすか太陽の光を当てる」など、いくつかの共通点があります。

またそれぞれの”柱”の技と「ジョジョ」の登場人物の技にも共通点があり、パクリとまではいかないまでも、オマージュと考えられる部分があるようです。

ワニ先生が「ジョジョ」好きというのはファンの中ではよく知られているようで、(過去のインタビューで触れられていたそう)そのため「ジョジョ」の大きなテーマである『人間賛歌』が「鬼滅」の根底にも流れていると考えるファンが多いようです。

パクリではなく、偉大な作品へのオマージュとして『鬼滅の刃』を描いていると考えるのが自然なのかもしれませんね。

鬼滅はAKIRAのパクリという意見

最終戦でラスボスの鬼撫辻無惨(きぶつじ むざん)が炭治郎に追い詰められ、巨大な赤ちゃんになるところが、名作「AKIRA」のパクリ?と言われているようです。

「AKIRA」は1988年に公開された大友克洋監督の映画。

日本の代表的なアニメ映画であり、30年以上たった今でもあまり古びていない内容に今でも評価が高い作品で、強力なクスリを投与され続けた鉄雄が巨大な赤ん坊の姿になって金田にせまるラストシーンが有名です。

このラスボスが赤ん坊になるというシーンが、『鬼滅』の最終戦に重なるという意見があるようです。

「ジョジョ」との類似点はオマージュとされたものの、「AKIRA」との類似点はパクリと言われてしまうよう。

巨大な赤ん坊というインパクトのあるキャラだけに、先の有名な作品の後追いと思われてしまうのもしかたないのかもしれませんね。

【鬼滅の刃】そのほかのネットの意見

はじめは嫌いだったけど好きになった

人気の作品の話題に乗っかりたい!という人がいる反面、「人気作には軽々しく手を出さないぞ」という人もいますよね(分かる)。

『鬼滅』は爆発的に人気が出た作品なので、かえって読むタイミングを逃したという人もいるのではないでしょうか。

でも「読んでみたら面白かった!」「嫌いだったけどハマった!」という人も多いようです。

独特の絵柄や既視感のあるストーリーなど、気になる部分もありますが読むと「面白い!」になるファンが多いようですね。

面白い面白くないでははかれない

言語化しにくい感情でファンになったという人もいるようです。

「面白い」「面白くない」は個人の感想ですが、そういうんじゃないんだ!というファンの複雑で大きな愛が伝わってきますね。

面白くないが日本の経済を回しているのはすごい

「興行収入400億」「子どもから大人まで楽しめる」「家族で話題にできる」「町にあふれるコラボグッズ」などなど、ポジティブな話題を提供してくれている『鬼滅』。

コロナ禍にあえぐ日本にとって、まさに数少ない「喜ばしい話」ですよね。

「アニメ・漫画」と聞くとまだまだ眉をひそめる世代もいますが、『鬼滅』の経済効果は確実にありそうです。

「面白くない」と感じる人も、今の日本に貢献しているという点は認めてくれているよう。

「面白さ」とは別のところの作品力があるといえそうですね。

まとめ

社会現象にもなった『鬼滅の刃』は、「面白くない」「つまらない」「〇〇のパクリ」と言われることもある。

「鬼滅の刃」が面白くないという人は、ジャンプ漫画を読んで育ってきた人にはつまらない・煉獄さんが出るまでは面白くない(序盤がつまらない)・アニメは好きだけど原作が面白くない・親子・兄弟関係がうまくいっていない人には面白くない・感性が変わってしまったから面白くない・世間が言うほど面白くない・男性にとっては面白くないという理由を上げている。

つまらないという人は、ギャグシーンがつまらない・原作がつまらない・劇場版がつまらない・コラボグッズが溢れすぎていてつまらないという理由を上げている。

パクリだという意見は、ジョジョのパクリだというものとAKIRAのパクリだという意見がある。

もちろん、はじめは嫌いだったけど好きになった・面白い面白くないでははかれないという意見もあり、中には面白くないが日本の経済を回しているのはすごいという感想もある。

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