2005年に公開されたファンタジー映画『チャーリーとチョコレート工場』。
大人気のチョコレート工場に招かれた5人の子どもたちが工場長のウィリー・ウォンカと巻き起こす、面白おかしいコメディ映画です。
しかし見た人からは「怖い」「気持ち悪い」や「トラウマ」といった声が。
いったいどこが怖いの?
気持ち悪いシーンはどこ?
そのほか「トラウマシーン」やネットの評判もまとめました。
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)
【チャーリーとチョコレート工場】ここが怖い
チャーリーとチョコレート工場
お菓子が大好きな自分からしたら夢のような世界で終始ニヤついていたが、一緒に観てた弟はちょっと怖いと言っていたので、人によってはトラウマになりかねない。
個人的には印象的なシーンばかりで、画面から目が離せずさらには音楽までしっかりと耳に残った。 pic.twitter.com/wxKieVUewc— ゼラ (@time39valmuv) May 25, 2021
カラフルでポップだけどどこか毒々しい色使い、ファンタジックでちょっと不気味なキャラクター、謎の多い世界観など「怖い」と感じる要素が多い『チョコレート工場』。
「ここが怖い!」と言われるところをまとめてみました。
子どもには怖い
WOWOWで「チャーリーとチョコレート工場」を見る。
子どもが小さい頃から何度か見ていた映画だけど、いつも風船ガムでスミレ色になるところで「怖い」と言いギブアップ。
本日、もうすぐ19歳になる彼女はやっと最後まで見ることが出来ました。
感想は「いい映画だったわ〜!」。
— はむちゃん (@romiblue) April 29, 2020
「子どもにとっては怖い」「小さな時に見てトラウマになった」と言われており、年齢の小さな子どもには「怖い」作品のようです。
大人になってから見直すと「面白い!」「楽しい映画」と見方が変わった人がいる反面、成長しても「嫌い」「見たくない」という人もいるようで、子どもの時の「怖い」印象が強く残っているようです。
詳しくは後述しますが、子どもたちがとくに怖がったのはウォンカが用意した歓迎の人形が燃え上がるシーンや、オーガスタスがチョコレートの川に吸い込まれたり、バイオレットがブルーベリーのガムを噛んでブルーベリー色になってしまったり…といったシーンのよう。
また「子どもたちが一人ずついなくなっていく」「大人も一人ずつ消えていく」という展開も怖いらしく、かなりのトラウマ製造映画といえそうです。
一方で『チョコレート工場』を楽しく見ている子どもたちもいるよう。
うちの娘はチャーリーとチョコレート工場のガチファンなんだけど放っておくと最初の人形が燃えるシーンを何度もループして凝視してる。
さすがにわたしも・・・_人人人人人人_
> こわい! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄— たまよ (@tama_shiratama) February 21, 2017
「怖い」と感じる部分は個人差が大きいようで、個性のある楽しみ方をしている子たちも。
大人から子どもまでさまざまな楽しみ方ができる作品といえそうですね。
ウンパルンパやリスが怖い
ティム・バートンの映画、どこかダークファンタジーで好きなんだよな~(*^^*)
チャーリーとチョコレート工場、たくさんのウンパルンパ怖いんだけど、あの世界観がたまらんのよな~😂
— ⛩朔*望✩⃛ೄ@[mode心身療養中] (@sakumochi_6w6) February 11, 2022
「ウンパルンパが怖い!」「リスがトラウマ」という意見がもっとも多く挙げられているようです。
ウンパルンパとは、ウォンカが新しいチョコレートのフレーバーを求めてルンパランドに渡った時に出会った、ルンパランドに住む小人たち。
ウォンカに雇用され、工場の中で忠実かつ真面目にチョコレート作りの仕事をこなしています。
陽気な面もあり、4人の子どもたちがトラブルを起こして工場から「退場」する時には、その子どもと親の欠点をシニカルに歌いダンスで表現するというのが本作の見どころ。
このすべて同じ顔・体型というのが本当に怖い!w
ほとんど笑わず、表情もあまり変わりません(陽気なはずなのに…)。
この見た目や各シーンで歌う歌が「怖い」と言われているようです。
管理人もこの歌は「皮肉がきいていて面白い」と思いながらも「不気味すぎる」「笑えない…」とイギリスとの感性のギャップを感じました。
「怖い」と言われるのはもうひとつ、「リス」です!
久々にチャーリーとチョコレート工場みたいなウンパルンパはまじ怖いよな私はリスも恐怖だった
— チェリ@P_K_All【🥒】 (@sayatasoKPA) May 14, 2020
「リスのシーン」とは、お金持ちのワガママ娘・ベルーカは「ナッツ選別室」のリスを見て「欲しい!」と言い出し、ウォンカに断られたものの仕事中のリスたちに勝手に近づいて自分のものにしようとします。
しかし反対に大量のリスに襲われて転倒。
リスたちの仕事は「良いクルミ」と「悪いクルミ」をたたいて判断すること。
倒れたベルーカの頭をノックした結果は「不合格」。
「悪いクルミ」ベルーカは部屋の真ん中にあるダストシュートに放り込まれ、あわれ焼却炉に…。
ここで登場するのはとっても愛らしいリスたちなのですが、倒れた子どもの体に群がる圧倒的な数のリスたちは多すぎて正直「怖い」!。
そのリスたちに、なすすべもなくダストシュートへ運ばれていくのは恐怖です。
しかも行き先は焼却炉。
子供たちが(大人も)「怖い!」「トラウマ」と感じてしまうのも納得ですね。
内容(雰囲気)が怖い
私さ、チャーリーとチョコレート工場の世界観がめっちゃ怖いんだよね。😱
あの映画作った人なんかやばいのやってるんじゃないかとすら思ったレベル。リスの件知って更に怖がっております🤯 https://t.co/PdkMyBNto2— ✝️黒猫✴︎🐈⬛人生はノリと勢いとパッション🥳Diet中💪 (@nekonecojpn) May 26, 2021
「ストーリーが怖い」「雰囲気・世界観が怖い」という意見もありました。
大人が見ても楽しめる『チョコレート工場』。
子どもの時とは違い、「ストーリー」や「雰囲気」「世界観」「寓話的」といったより深いところが「怖い」と感じる人が多いようです。
「本当に幸せを掴むのは、ずる賢い嘘が得意な人ではなく、素直で優しい人」
「食い意地が張っていたり、わがままや怖いもの知らず、頭でっかちの子どもにはしっぺ返しがある。家族思いの優しい子になると幸せが訪れる」
と、寓話のようにさとすストーリーともとれます。
教訓や社会風刺を盛り込むため、結果として「ひどい」目に合う子どもたちはちょっと可哀そうですが…。
閉所恐怖症には怖い
チャーリーとチョコレート工場、閉所恐怖症のおれにはかなり怖い部分がある
— vlm (@vlm_chan) June 24, 2021
チャーリーとチョコレート工場のこわいとこって子どもが危ない目にあってるのになんもしないで文句だけは言う親
— 世馗 (@re_deader) November 13, 2015
そのほか、「閉所恐怖症には怖い」「親が怖い」という人も。
子どもの時はウンパルンパやリスが怖いですが、大人になると「自分勝手な子どもが罰としてひどい目に合う」ストーリーや「子どもを止められない親」「こじらせているウォンカ」のような登場人物、不気味な色使いの工場などの雰囲気が「怖い」と感じるようです。
大人になると違った目線で作品を楽しむことができるようになるのも長く愛されている作品ならではかもしれませんね。
【チャーリーとチョコレート工場】ここが気持ち悪い
ウンパルンパが気持ち悪い
久しぶりに「チャーリーとチョコレート工場」を観てる。相変わらずウンパルンパがキモい。こいつらと歌がなければなあ。そしてもっとホラー要素があれば…って違う作品になっちゃうかw
— ぷにぃ@Beer Guardian (@fangorn) October 31, 2021
「怖い」と同数以上あったのが「ウンパルンパが気持ち悪い」でした。
大量に・同じ顔が・同じ動きをするというウンパルンパ、「キモい」と言われるのも分かります。
体型が「小さいおっさん」なところや、無表情なところ、歌やダンスが不気味なところなど、見た目や動きが「気持ち悪い」「キモい」「嫌い」と言われているようです。
一方で、「キモかわいい」「”こびとづかん”みたい」というファンもいるよう。
管理人はどうにも「可愛い♡」と思えないウンパルンパですが、歌がクセになるというのは分かりますw
声優が代わって気持ち悪い
チャーリーとチョコレート工場のジョニデの吹替
ソフト版の藤原啓治さんは、ちょこちょこいい回しが怖いときあってやばいやつ感があるウィリーウォンカ日テレ版の宮野真守さんは、ノリノリのイケボでやや変態気味なウィリーウォンカ
しかも宮野さんは、意外にも佐古正人さんの面影がある— 🎬Mituki🍿(ポップコーン塩派) (@Doctor_0213) September 17, 2021
意外と多くのファンが挙げていたのが「声優さんが交代してしまって声が慣れない」「声が気持ち悪い」というものでした。
『チャーリーとチョコレート工場』の日本語吹き替え版は、劇場公開時と日本テレビ版(金曜ロードショー)ですべての声優さんが交代しています。
チャーリーとチョコレート工場の吹き替えの声優が全部違う人やけん、違和感しかない〜気持ち悪い〜しかもちょくちょくセリフもちがう😑
— はげわら (@V6uozRZfBXLiELH) November 13, 2015
劇場版を見たファンやDVDを見ていたファンは、金ロー版を見て「違う!」「イメージじゃない」=「気持ち悪い」となってしまったようです。
とくに「気持ち悪い」「合ってない」と言われているのがバイオレット・ベルーカ・マイク。
選ばれし5人の子どもたちで、「バイオレット色になるバイオレット」「リスに襲われるベルーカ」「転送機に入り込み小さく薄っぺらくなるマイク」というと分かりやすいかもしれません。
ベルーカは劇場公開時は小幡真裕さん。金ローでは三輪勝恵さん。
マイクは劇場公開時は海鋒拓也さん。金ローでは山口勝平さん。
どちらも実績のあるベテランの声優さんたちですが、
チャーリーとチョコレート工場の吹き替えがすごく気持ち悪いとくにベルーカとかマイク
— 平塚太一 Taichi Hiratsuka (@ta1hiratsuka) August 10, 2012
などの大ブーイング。
大人の声優さんが子どもの声を演じるのはよくありますが、自然な子どもらしさを出すのはなかなか難しいのかもしれませんね。
ジョニー・デップが気持ち悪い(けど好き)
「チャーリーとチョコレート工場」が放送されてたので鑑賞。この時のジョニーデップの気持ち悪い感じが堪らなく好き。ジャックスパロウ船長を演じてたジョニーより、変わり者を演じるジョニーデップが好き
— かとう(カトゥー) (@aomame0119) August 10, 2012
「気持ち悪いジョニー・デップ」を見るならこれ!と言われている『チョコレート工場』。
「家族」にトラウマがあり、長い間人間不信をこじらせている変人の工場長を怪演しています。
見ている人が耐えられるギリギリの「気持ち悪さ」で、クセになるという声も。
またウォンカの衣装はとてもおしゃれで、ハロウィンでのコスプレ人気が高いそうです。
ウォンカ役のジョニー・デップは、この役を自身のお子さんが喜んでくれると思って引き受けたそう。
チャーリーとチョコレート工場見る度に思い出すのは、子どもが喜ぶかと思って役のオファーを受けたのに、映画を見た子どもの感想が「パパきもい」だった、というジョニデの悲しいお話。
— カナブン (@yabuinu_dojin) November 13, 2015
しかし当時6歳と3歳の子どもたちからはウォンカが「気持ち悪い」と大不評だったそうで、役者冥利に尽きるものの、ちょっと悲しいエピソードになっているそうです。
世界観・色使いが気持ち悪い
チャーリーとチョコレート工場、前から気持ち悪くて生理的に無理なんだけど、今日見ても生理的に無理だった。
— しん (@074shinnichirou) November 13, 2015
「怖い」と同様、世界観や雰囲気が「気持ち悪い」と感じる人もいるようです。
海外作品の独特な色使いや、はっきりとは言えないけれどモヤモヤした不気味さなどが「気持ち悪い」と言われているようです。
原作からして気持ち悪い
気持ち悪いと言えば、日本では「チャーリーとチョコレート工場」はファンタジーとして売りこまれてましたが、その宣伝を見ながら、あのロアルド・ダールは、ちょっと怖っていう話を書くオッサンだぞ!と力説してました。高校の英語の授業で不気味なのをさんざん読まされました。
— 大久保 直樹/OHKUBO Naoki (@ohkubo1974) December 20, 2009
日本ではファンタジーの皮を被って公開された『チョコレート工場』。
しかしその原作である「チョコレート工場の秘密(1964)」の原作者ロアルド・ダールは、もともと痛烈な風刺やブラックユーモアを得意とする作家で、「奇妙な味」といわれる作風が特徴です。
日常的な風景や会話の中に人間の奥底に潜む狂気をうかがわせるなど、短編小説や児童文学でもその作風が高い評価を受けています。
「チョコレート工場の秘密」は『チャーリーとチョコレート工場』の前にも『夢のチョコレート工場(1971)』という名前で映画化されており、この作品も「怖い」「こっちの方がウンパルンパがやばい」と言われているようです。
あれ以上にやばいウンパルンパが…?!
【チャーリーとチョコレート工場】ここがトラウマ
「怖い」「気持ち悪い」と並んで挙げられているのが「トラウマになった」「トラウマすぎて見られない」という感想。
いったいどのシーンがトラウマになってしまったのでしょうか?
人形が溶けてデロデロになるところ
チャーリーとチョコレート工場でおもてなしの演出みたいなやつの最後にロウ人形が燃えてドロドロになる場面、小学生のときに見て以来ずっとトラウマ
今でもちょっと怖い— み (@Miyu___15) October 18, 2021
物語序盤、チョコレート工場に招待された5人の子供たちが最初に目にしたのは、ウォンカが用意したからくり人形たち。
陽気な音楽に合わせて回りながら歌を歌い、楽しく歓迎してくれますが、クライマックスになると舞台から花火が飛び出し、人形に燃え移ってしまいます。
燃え上がる炎の熱で溶けながらもまだ顔を動かし、歌を歌って回り続ける人形たち…。
あまりの不気味さに子どもたち&親はドン引きですが、ウォンカ一人が大盛り上がりで拍手する…という場面です。
序盤からこうだと、なんとなく今後の展開も予想できてしまうのが…。
イギリスではこういう怖い&トラウマっぽいのも子供たちに受けるのでしょうか?
ウンパルンパ全般
今から小さい時見てトラウマだったらチャーリーとチョコレート工場見ます!
トラウマの理由は、ウンパルンパが沢山いたからです!! pic.twitter.com/gAqBf0yPjx— られ🦌🕊 低浮上(浮上したい) (@Rare_0502) September 24, 2021
「怖い」「気持ち悪い」そして「トラウマ」と三拍子そろうのがウンパルンパ。
クセになる、というファンも多いようですが、子どもの時に見た人からはあの歌とともに「トラウマ」扱いになっているようです。
一部「大人になったら大丈夫だった」という人も。
初見で見るとびっくり&トラウマですが、あの小ささや数、歌など大人になると平気になるのかもしれません。
クセになるのも分かる気がしますね。
リスのシーン
リスってかわいいよね。でも多数集まるとガチ怖い。チャーリーとチョコレート工場のあれはトラウマ案件
— しぃーーーちゃん!!!! (@shiori_3610) December 13, 2021
前述の「リスがベルーカをダストシュートに放り込むシーン」を挙げている人も多いようです。
1匹2匹なら可愛いリスも、あのシーンのように大量にいると確かに「怖い」!
しかも身動きできないままダストシュートに運ばれ、焼却炉行きなんてトラウマですよね…。
リスの見方が変わってしまった…という人もいましたw
ブルーベリーが怖い・食べられなくなった
チャーリーとチョコレート工場がいまだにトラウマ。
特に女の子がガム食べてブルーベリー人間になるとこ。
わかる人いる?
— 枳カラタチ@pubg (@karatachipubg) December 19, 2019
意外と多かったのが「ブルーベリーが怖い」「ブルーベリーが食べられなくなった」という感想。
とくに小さなお子さんがトラウマになってしまったようです。
ちょっとクール目な女の子・バイオレットは、1枚でフルコースの味が楽しめるガムを「まだ開発途中」と言われたのに噛みだします。
最後のブルーベリーパイ味になったところで体に異変が。
なんと顔がどんどんブルーベリー色(バイオレット色)に変わり、それが全身に広がっていきます。
さらに体が大きくまんまるに膨らんで、まるで巨大なブルーベリーに。
このシーンが「最大のトラウマだった」という人が多く、子ども心にもかなりの恐怖だったようです。
一方、このシーンで”何かに目覚めた”というファンもいて、子供たちにさまざまな影響を与えたシーンといえそうですね。
チョコレートの川に落ちて吸い上げられるシーン
チャーリーとチョコレート工場、再映画化とかまじかよ
男の子がチョコの池みたいなのに落ちてパイプに吸い込まれてくシーンは本当にトラウマ今でも見れない— まい (@dddir_m) February 14, 2018
物語序盤、最初の犠牲者である食いしん坊のオーガスタスは「素手で触ってはいけない」と言われたチョコレートの川を手ですくって飲んでいるうちに川に落ち、溺れてしまいます。
すると巨大なパイプがオーガスタスをチョコレートごと吸い上げますが、太っているため途中でつっかえてしまいます。
このシーンが「トラウマ」という人も多いようです。
基本的に「やってはいけない」ことをする子どもたちがしっぺ返しに合う映画ですが、それにしても誰も(親も)助けに行かないのが「怖い」ところですねw
そのほかトラウマと言われているところ
チャーリーとチョコレート工場を幼稚園生の時に観てトラウマなって小4くらいまでチョコレート食べられなかった笑
くじ(?)当選して工場行きたくない!!チョコの池に飲み込まれるのは嫌!!!!!って本気で思ってた笑笑— 【公式】aoi-🖖💧🐘(あおっち🦁) (@0202_aoao) March 28, 2021
「子どもたちがいなくなってくのが怖すぎる」
「チョコの池に落ちる、膨らむ、伸ばされる、ゴミ捨て場に落ちる、あの民族、すべてが怖い」
と、ストーリー全体が「怖い」「トラウマ」と感じた人や、チョコレート自体が食べられなくなったという被害も出ているようです。
かなり強烈なトラウマになってしまったのかもしれませんね。
また、
チャーリーとチョコレート工場の映画あんまし好きじゃない😞
子どもがちょいちょいおらんくなるやつ😭💦
こわいこわいこわい。
小学校の時、遠足の帰りのバスで酔ってたのに、バスの中でこの映画見せられてさらに酔ったトラウマある😑💧
— トモカ (@monburannn0124) November 13, 2015
車酔いのうえにこの作品を見せられてもっと気持ち悪くなったのがトラウマという人も。
たしかに車の中で見る内容ではないですねw
トラウマを抱えているのはウォンカ
チャーリーとチョコレート工場、視聴完了。
実は観てなかったんすよ…。個人的に一番好きなジョニーデップかもしれない。道化師の様でありながら、トラウマや迷いに悩む子どもみたいな大人。そんな描写が素敵だった。でもチャーリー以外の子に対する仕打ち、ヤバすぎ— 無想りんね🐺 (@musou_rinne) June 13, 2020
視聴者に数々のトラウマを植え付けてきた『チョコレート工場』ですが、作中にもトラウマを抱えている人物が。
それはウィリー・ウォンカ本人です。
ウォンカは楽しいことが大好きで、子どもの心のまま大人になったような、善悪の判断がつかない奇妙な性格の男性として描かれています。
作中では「家族」という言葉を聴くだけでも何かがフラッシュバックしたり、「ご両親」という単語をうまく発音できなかったり…といった描写もあります。
その原因は2つのトラウマ。
1つ目は「家族から愛されなかった」というもの。
ウォンカは生まれた時から母親がおらず、母の愛情を知らずに育ちました。
歯科医である父親は、ウォンカが大好きなお菓子を目の敵にしています。
ハロウィンでもらったお菓子を目の前で燃やすなど、ウォンカとはそりが合いませんでした。
ウォンカはそんな父親と大ゲンカをし、家を飛び出します。
「家族」や「親」という単語に過剰に反応してしまうのは、この幼少期の経験からといえるでしょう。
2つ目は「裏切りによる人間不信」。
家出した後、お菓子作りの腕を磨いたウォンカはその才能を開花させます。
もともとお菓子が大好きで情熱もあったウォンカは、大人気のお菓子工場を経営するまでに成長しました。
しかしそんな彼の成功をねたんだ他の企業が、ウォンカの工場にスパイを送り込みます。
スパイはお菓子作りの秘蔵のレシピを盗み出し、他の企業に流したのです。
ウォンカは激怒し、工場の従業員全員をクビにして工場も閉鎖してしまいました。
(従業員がすべてウンパルンパなのはそのせいです)
家族も、ほかの人間も、いっさい信用しなくなったウォンカ。
しかし物語の終盤では、チャーリーの助けで別れたままの父親と再会します。
そして最初は大きくなったウォンカが分からなかった父親ですが、口を開けて歯の形を見ただけで実の息子だと気づきます。
数十年も前の歯の形を覚えているほど、ウォンカは父親から愛されていたのです。
こうしてウォンカと父親は抱き合い、わだかまりが解け、ようやく和解することが出来ました。
チャーリーとチョコレート工場見たことなかったからあらすじだけ見てきたんですけど、「父親とのすれ違いで家族の存在がトラウマになってる工場長が家族を大切にしてるチャーリー少年と出会って家族と和解する」みたいなストーリーで今マジかよ……って顔してる
— ひかげ (@hikage_sechi) January 31, 2018
チャーリーの助けによってトラウマを克服したウォンカは、あらためてチャーリーに提案します。
「”家族全員で”チョコレート工場を継がないか?」と。
家族、そして人を信じることができるようになったウォンカの申し出を、チャーリーは喜んで受け入れます。
そしてチャーリーも新たな提案をします。
「僕たちと家族にならない?」
こうしてチャーリーとウォンカ、ふたりともかけがえのない宝物を手に入れ、物語は大団円で幕を閉じます。
「怖い」「気持ち悪い」「トラウマ」といわれることが多い本作ですが、実は家族愛という素晴らしいテーマが秘められた作品ということが分かるラストシーンですね。
まとめ
『チャーリーとチョコレート工場』は2005年に公開されたファンタジー映画だが、見た人からは「怖い」「気持ち悪い」や「トラウマ」といった声がある。
怖いと言われる理由は、子どもには怖い・ウンパルンパやリスが怖い・内容(雰囲気)が怖い・閉所恐怖症には怖いというもの。
気持ち悪いと言われる理由は、ウンパルンパが気持ち悪い・声優が代わって気持ち悪い・ジョニー・デップが気持ち悪い(けど好き)・世界観・色使いが気持ち悪い・原作からして気持ち悪いというもの。
トラウマになると言われるシーンは、人形が溶けてデロデロになるところ・ウンパルンパ全般・リスのシーン・ブルーベリーが怖い・食べられなくなった・チョコレートの川に落ちて吸い上げられるシーンなど。
しかし、作中でトラウマを抱えているのはウォンカ自身であった。
コメント