【PR】当ブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。

【名探偵コナン】漆黒の追跡者はつまらないし面白くない?面白いという意見も

映画

『漆黒の追跡者』(しっこくのチェイサー)は、2009年に公開された劇場版第13作「名探偵コナン」の映画。

東京・神奈川・静岡・長野で起きた連続殺人事件と黒ずくめの男たちの暗躍がからみ、「コナン君の正体が黒の組織にバレる!?」というスリリングな展開が人気になりました。

ところが一部では『漆黒の追跡者』がつまらない・面白くないという意見があるみたいです。

つまらないと言われるのはどこ?
面白くないのはなぜ?

そのほか「面白い!」という口コミもまとめました。
(※作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【漆黒の追跡者】ここがつまらない

『漆黒の追跡者』の口コミを調べると「つまらなかった…」「面白かった!」と、両方の意見がたくさんありました。

まずは「つまらない」口コミから紹介します。

予告編で期待しすぎてつまらなかった

『漆黒の追跡者』の予告編は、「ついに”コナン=工藤新一”が黒の組織にバレる?!」という作りになっています。

ジンとコナンが直接対決しているようなシーンがあり、多くのコナンファンが「どうなるの!?」とワクワクしながら劇場に足を運びました。

ところが、実際はなんと「冒頭での夢オチ」。

楽しみに観に行ったファンが怒るのも分かりますよね。

コナンの映画は「嘘予告」が多いと言われていて、本編でそんなシーンがないのに、動員数を増やすために「釣り」のセリフやシーンで予告編を作っているという噂があり、今回もそのパターンだったという意見のようです。

このハラハラする予告に釣られて『漆黒の追跡者』を見たファンから「予告で期待しすぎた…」「予告よりつまらない」と言われてしまうよう。

「予告は面白いのに本編がつまらない映画」と感じた人が多かったみたいです。

黒の組織が出て来るとつまらない

「黒の組織が登場するとつまらない」という口コミがありました。

「アイリッシュが有能な分ジンが無能なのが際立っててつまらない」
「黒の組織関係の劇場版はたいていつまらない」

という意見があるようです。

黒の組織がメインで出て来る劇場版は第5作『天国へのカウントダウン』、第13作『漆黒の追跡者』、第18作『異次元の狙撃手』、第20作『純黒の悪夢』ですが、どれも評判の良い作品です。

黒の組織がストーリーに絡む作品は、謎解きやミステリの面白さよりも派手なアクションがメインになってしまうので、そんなところが「つまらない」と言われてしまうのかもですね。

また「黒の組織が出て来るとストーリーが引きしまって面白い」という意見もあるので、人によって感じ方が変わる作品なのかもしれないですね。

終わり方・結末がつまらない

「漆黒の追跡者、ラストの方ちょっとがっかりした…」
「漆黒の追跡者観たけど思ったより黒ずくめ出てこないし、いまいちスッキリしない終わり方でつまらなかったな」

という口コミがありました。

「アイリッシュの死が予想どおりだし、東都タワーを駆け上るシーンも緊迫感がない」
「純黒みたいにスカッとしないし、天国へのカウントダウンみたいにほっこりするラストでもない。中途半端にモヤモヤが残るラスト」

など、結末が「つまらない」と感じた人がいるようです。

また終わり方だけでなく、ストーリー自体がそこまで面白いものじゃないという意見も。

「全体的に中途半端な要素ばかりの映画。純黒のような”悪の組織映画”でもなく、天国のようなエモさのある面白みもないまま、何となく終わるストーリー」
「キーパーソンの水谷が登場するのが終盤だから、星を題材にした切ないドラマにいまいち感情移入できなかった」
「中盤以降はアクションシーン以外ダレている」
「終盤は面白かったけどそれまでは退屈」
などの意見がありました。

コナン劇場版はストーリーの良さに定評がありますが、作品によっては「つまらない」と感じる人もいるようです。

この頃の劇場版は現在のような派手なアクションシーンがないため、ミステリ好きには物足りなく、アクション好きからもいまいちと思われてしまうのかもしれないですね。

【漆黒の追跡者】ここが面白くない

「面白くない」と言う意見もそこそこある『漆黒の追跡者』。

なぜ面白くないと言われてしまうのでしょうか?

ゲスト声優が下手で面白くない

「ゲスト声優のせいでマイナス1億点」
「DAIGOが下手過ぎて話がつまらなく思えて来る」
「ゲストのせいで内容が入ってこない」

など、ゲスト声優に対する辛口の意見が多くありました。

現在のコナン映画で恒例になっている「スペシャルゲスト声優」は、この『漆黒の追跡者』からスタートしています。

それまでの劇場版では世界観を大切にするため、ゲスト声優を起用していませんでした。

でも『漆黒の追跡者』は黒の組織が関わってくる、シリーズ原点に回帰する重要なストーリーの映画と位置づけられていました。

そこで「事件に関わる重要キャラクター」・水谷にDAIGOを採用したそうです。
(当時DAIGOはバラエティタレント・歌手・俳優とマルチに活躍していました)

以降劇場版では、芸人さんや役者さんなどさまざまなゲストが声優として参加し、コナン映画を盛り上げるのが恒例になっています。

でも演技があまりうまくないと、逆効果になることもありますよねw

ゲスト声優の棒演技が気になって「面白くない」と言われているようです。

ストーリーが面白くない

「シンプルにストーリーが面白くない」「テーマは良いのにもったいない」という意見がありました。

「もっと黒の組織がメインで、コナン君を追い詰めていく展開が見たかった」
「盛り上がりがラスト数分ぐらいしかないし、見せ場がない」

など、見ていてスカッとしない、盛り上がりのないストーリーがいまいちと言われているみたいです。

「コナンの正体を見破った優秀な人材を殺すなんてもったいないよな」
「原作で正体がバレてないのに映画でバラすわけにはいかないから、まぁそうなるよね」
と、『コナン=工藤新一』が原作でバレていない以上、映画のストーリーが制約のあるものになるのは仕方ないという意見も。

ある程度予想通りのストーリーになってしまうのが「面白くない」と言われてしまうのかもしれないですね。

といっても、終盤の「蘭姉ちゃんVSアイリッシュ」の銃撃シーンは必見という声もあります。

ストーリーよりもアクションシーンに注目して見ると面白い作品といえそうですね。

犯人がクソで面白くない

「犯人のキャラクターが全然面白くない。ただのクソ」
「シスコン犯人が胸糞なのでいまいち」

など、真犯人がクソ・クズで面白くないという人が多いようです。

コナン映画の犯人は、さまざまな動機で事件を起こします。

思い込みや嫉妬など身勝手なものから、大切な人を殺されたなど同情したくなるもの、また動機といえるものがないただのテロリストのようなものまであり、ストーリーに深みを持たせる要素になっています。

『漆黒の追跡者』の真犯人の動機も、最愛の妹が火事で死んだのは脱出の時にエレベーターに乗れなかったためだと思い込み、エレベーターに乗って助かった7人を恨んだための犯行でした。

これだけなら「分かる…」となりますが、クズと言われてしまうのは
「妹が他の7人を助けるために自分からエレベーターを降りたことを知っていたのに逆恨みして全員殺した」
「さらに自分の犯行を妹の駆け落ち相手になすりつけるつもりだった」

から。

妹が駆け落ちした男(水谷)を許せず、自分が殺害した7人の所持品を水谷に持たせて身代わりにし、自殺させる計画だったのです。

妹の彼氏の罪悪感につけこんだ、卑劣な犯人ですね。

この真犯人の動機や行動がクズすぎて「面白くない」と言われているようです。

ラストがありえなくて面白くない

「ラストで黒の組織のヘリが東都タワーに機関銃乱射するのがありえない」
「コナンがライトみたいなのをパチンコみたいに撃ち込んだだけでヘリ墜落したけど無理があるだろ」

など、現実離れした描写が「面白くない」と言われているみたいです。

これはコナン映画あるあるですねw

「そもそも東都(東京)のど真ん中にサーチライトをつけた軍用ヘリが現れてタワーに向けて機関銃打ちまくってるのに、下でパトカーが止まってるだけって…。流れ弾が地上に着弾してヤバいことになるし、ヘリの装甲は拳銃の弾程度ではぶち抜けない」
というもっともな意見もありました。

これは絵的に派手な演出をあえて狙ってやっていると言えるので、「現実じゃありえない」というのも無粋な気がしますが、気になる人は気になりますよね。

ここのシーンは『漆黒の追跡者』唯一の見せ場という意見もあるので、アクションシーンが好きな人には「面白い」と言われているようです。

【漆黒の追跡者】ここが面白い

「つまらない」「面白くない」という口コミを紹介してきましたが、それを大きく上回るのが「面白かった!」という声です。

コナン映画にハズレなし!ピックアップして紹介しますね。

コナンが単独でがんばるストーリーで面白い

最近の劇場版では安室や赤井とコナン君の共闘など、コンビの助けを借りて犯人に迫る展開が多いですよね。

ところが『漆黒の追跡者』は初期の作品なので、コナンを助けてくれる協力者がそんなにいません。

なので推理したり謎を解いたりと、単独で活躍するコナンが見られる、貴重な作品といえます。

そんなところがコナン推しのファンからは「見ごたえがあって面白い!」と言われているみたいです。

黒の組織(アイリッシュ)がかっこいい

「黒の組織がかっこいい」「アイリッシュがかっこいい!」など、黒づくめの男たちが登場するところが面白いと言われているようです。

「黒の組織が出るとつまらない」という意見とは真逆ですが、「面白い!」という人の方が多いみたいですね。

とくに今回、劇場版だけのオリジナルキャラクターとして登場するアイリッシュがかっこいいという声が多くありました。

アイリッシュは「コナン=工藤新一」を見破る観察力や、格闘術や拳銃の扱いにも長けた有能なキャラクターとして描かれていて人気があります。

死亡したのが惜しまれる敵キャラですね。

大人になってから見ると面白い

『漆黒の追跡者』は2009年公開の作品で、当時は子どもだったという人も多いようです。

「昔は面白くなかったけど、今見ると面白い」
「大人になると違う視点で見られて面白い」

という声がありました。

子どもにとっては、「真犯人の妹が男と駆け落ち…」とか「それにキレた兄が相手の男に罪を着せて殺そうとしてる…」なんて、昼ドラ展開すぎてよく分からないですよねw

そんなシスコン犯人のドロドロな動機も、大人になればなんとなく分かるかも?

また黒の組織が一枚岩でなく、内部では足の引っ張り合いがあるところも大人なら「あるある」と共感できるかもしれません。

コナンの劇場版は長いシリーズなので、子どもの時面白くないと感じた作品も大人になってから見直すと新たな発見があるかもしれないですね。

ミステリとしても面白い

ストーリーがいまいちという意見がありましたが、ミステリとして面白いという声もあるようです。

6人が殺された広域連続殺人事件で物語が始まり、被害者の「七夕、きょう」というダイイングメッセージや犯人の残した麻雀牌など、謎を盛り上げる要素がたくさん散りばめられています。

これに黒の組織の暗躍が加わって、スリリングな展開に。

映画らしい良質なミステリがたっぷり楽しめると高く評価されているようです。

まとめ

『漆黒の追跡者』(しっこくのチェイサー)は、2009年に公開された劇場版第13作「名探偵コナン」の映画。

一部では『漆黒の追跡者』がつまらない・面白くないという意見がある

つまらないと言われる理由は、予告編で期待しすぎてつまらなかった・黒の組織が出て来るとつまらない・終わり方・結末がつまらないなど。

が面白くないと言われているのは、ゲスト声優が下手で面白くない・ストーリーが面白くない・犯人がクソで面白くない・ラストがありえなくて面白くないところ。

面白いという意見は、コナンが単独でがんばるストーリーで面白い・黒の組織(アイリッシュ)がかっこいい・大人になってから見ると面白い・ミステリとしても面白いなど。

Amazonプライムでは、4/1から過去の劇場版コナンシリーズを配信しています。

『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』
『名探偵コナン 14番目の標的』
『名探偵コナン 世紀末の魔術師』

など13作品を見ることができます。

昔の作品が気になる時はぜひチェックしてみてくださいね。

Amazon Prime Videoはこちら>>

コメント

タイトルとURLをコピーしました