オーディオブックはスマホを使って耳で本を楽しむことができる、忙しい人にぴったりな新しい読書のスタイルです。
通勤中やウォーキング中、寝る前などに作品を楽しんだり、情報を手に入れたりと自分の好きなタイミングで読書することができます。
ところが「オーディオブックは頭に入らない」「意味ない」という声が。
オーディオブックが頭に入らなくて意味ないのは本当?
ほかにもAmazonのオーディブルはどこが微妙と言われているのかを調べてみました!
(※2022年12月時点の情報です)
【オーディオブック】頭に入らない?
通勤が長くなったからオーディオブックはじめたんだけど、流し聞きだとあまり頭に入らないのね。。
— tawashi (@lgcvVhLRt6lF5kf) October 12, 2022
オーディオブックは、小説やビジネス書など書籍を読み上げるオンライン上の音声コンテンツです。
ユーザーは専用のスマホアプリを使ったり、Webサイトにアクセスしてコンテンツを聴くことができます。
現代の多様な生活スタイルにマッチしたサービスで人気が高まり、日本でも2021年には約140億円市場に拡大しているという試算もあります。
ところが実際に使ってみた人からは、「内容が頭に入りにくい」という声があるようです。
いったいどんなところが頭に入りにくいのでしょうか?
ながら聴きができない
これは無理でした。
ジムでバイク漕ぎながらオーディオブック聴いてtwitterトライしてみたが、結論効率化トライ失敗!3つの中でも特にオーディオブックが全く頭に入らない笑そもそも電話しながらテレビ見ることができてる神業な方々もいますが、それ見るとスペックの違いに絶望します。。_| ̄|○
— クニタメ (@toshi0922) May 22, 2021
オーディオブックのメリットのひとつが「ながら聴きができる」という点ですが、人によってはそれが「できない」「頭に入ってこない」という場合があるようです。
通常の読書と違い手を使わずに済むため、たとえばメイクや料理、ウォーキングなど他のことをしながら読書できるというのがオーディオブックの強みです。
「ジムでバイクを漕ぎながら聞いたけど頭に入らない」
「ながら聴きだと内容が入ってこない。音楽やラジオなら大丈夫だけど…」
「ランしながら聴いたけどなかなか頭に入らない」
という声が。
ドライバーさんからは
「運転に集中してると内容が入ってこないし、オーディオブックに集中すると事故りそうで怖い」
という心配な意見も。
オーディオブックの本場アメリカでは2人に1人がオーディオブックの利用を経験していて、これはアメリカが自動車での移動を主としていて、通勤時にオーディオブックを聴くというスタイルが以前から根付いていたためと言われています。
しかし日本では始まってまだ15年ほどのサービスのため、運転中に聴くのは不慣れな部分があるからかもしれません。
事故を防ぐためにも、運転中はあまり集中しなくても聴ける本を選ぶと良いかもしれませんね。
ほかにも「ぼーっと流し聴きしていると頭に入らない」「1回では頭に入りにくい」という意見もあるようです。
「ながら聴き」は人によって向き・不向きがあり、また読む本の内容によっても向き・不向きがありますよね。
ながら聴きする時には、小説や会話形式の本など軽い内容の作品が向いていると言われているようです。
目で文字を追わないと頭に入らない
認識をする時耳より目を使う派なので最近流行ってるオーディオブック系サービスが苦手
目で文字を追わないと頭に入らない— えび天ฅ•ω•ฅ❄️ (@Kawa_F10) October 6, 2021
実際の文字を目で追って思考しながら読むタイプの人は、オーディオブックだと頭に入りにくいと感じているようです。
とくに、ビジネス書や参考書などは「ながら聴き」「耳からの情報だけ」では内容がインプットしにくいよう。
132名
72冊
110社
諸処の経営戦略論この本で取り上げられた、固有名詞の数々。毎日の通勤やランニングの時に修行のごとく聴いてたんだけど、固有名詞多すぎてちょっと他事考えただけでもう頭に入らない。これじゃレビューも書けんわ。一言でこの本を表すならば、「オーディオブック向きじゃない」← pic.twitter.com/iJwZ5vCcTQ
— だいき@いけメンタル紳士 (@m_monsterdaiki) September 27, 2021
耳からの情報だけでは、なかなか頭に入りにくいようです。
それでも何回か繰り返して聴くことで、「頭にぶちこんでいる」という人も。
頭に叩きこもうと何度も聴くことで、集中して読書に取り組めそうですね。
>>Amazonの「聴く」読書Audible (オーディブル) はこちら
本を読みながら聞くと頭に入りやすい
私が、オーディオブックの朗読を聴きながら本を読むのが好きなのは、聴きながらだと理解がし易いからだったのかも。納得。だから、オーディオブックが商売として成立するんだろうなあ。
そう言えば、学生時代も教科書を音読しないと頭に入らないタイプだったわ。 https://t.co/ZjbPBNIDuQ— Saco もん♥️ごめりん (@Saccombb) January 5, 2019
「こうすると頭に入りやすい!」として工夫してオーディオブックを利用しているユーザーもいるようです。
なるほど…!
確かに目と耳の両方から情報が入ると、内容を理解しやすそうですね。
オーディオブックと紙の本、同じものを購入すると「ダブり」のようでもったいない気もしますが、Amazonのオーディブルやオトバンクのオーディオブックは定額制なので、それほど負担にはならないようです。
オーディオブックと紙の本を使い分ける
ここだけの話、「読書こそ二刀流」です。私が大好きなオーディオブックにも得意・不得意はある。選んだ本が頭に入らない…こともザラ。小説・会話形式なら”Audible”。難しいビジネス書やイラストが多い本なら”紙の本 or kindle本”。この2つを上手く使い分けよう。きっと読書の質が上がりますよ。
— ほしくん|耳読で月20冊読書 (@hoshi_books) December 16, 2022
「作業しながら本が読めて優秀なサービス」「紙の本を買うより安い」など、上手に利用している人も多いオーディオブック。
オーディオブックの特性に合った本なら、ながら聴きでもしっかり理解できるという意見のようです。
2.5倍速など再生速度を上げて聴く
通常の速度では時間がかかりすぎると感じる時や、スキマ時間を使って聴きたい人にはぴったりの機能です。
通常速度より聞き取りにくくなるため、かえって集中して聴くようになるという人も。
内容をしっかり頭に入れたい時には有効かもしれませんね。
【オーディオブック】意味ない?
どんなところが意味ないのでしょうか?
電車通勤の人には意味ない
オーディオブックって、通勤に自動車を使うアメリカ人とか日本の地方の人が手が空いてないけど耳が空いてる運転中向けのものであって、電車通勤の場合はスマホで電子書籍を読めるからあんま意味ない気がするんですよね。(聴覚優位の人にはいいかもですが)
— ひでシス (@hidesys) December 11, 2020
「電車で通勤中に聴くのはあまり意味がない気がする」という声がありました。
オーディオブックのメリットは「ながら聴き」「手が空くので他のことができる」ですが、自動車通勤が主なアメリカや日本の地方と違って、電車通勤の人はもともとスマホをいじれる環境にあります。
確かに同感ですが、オーディオブックのもうひとつのメリットとして「目を休めることができる」があります。
通勤中のスマホで細かい字を追い、職場や学校でまたパソコンと向かい合う生活では、目は休む暇がありません。
長時間酷使する目を少し休ませてあげつつ、好きな読書を楽しめるのがオーディオブックサービスです。
管理人も電車の中でオーディブルを聞いていますが、到着まであっという間で「続きが気になる・・・!」という風によくなります^^;
声優を使ってるのが意味ない
オーディオブック、聞く気しない。声優使ってるのに棒読みさせてるから単調で聞いてられない。もっと抑揚つけてくれよ。声優使ってる意味ないじゃん。
— ぴよまる (@piyomaru673) October 13, 2022
「抑揚がついていないのでせっかく声優さんを使っているのに意味がない」という声もありました。
人気声優さんを起用しているオーディオブックサービスもあり、好きな声優さんが朗読しているかどうかでサービスを選べるメリットもあります。
しかしせっかくプロの声優さんが読んでいるのに、あえてなのか抑揚をあまりつけずに朗読させているという声も。
「棒読みだから単調で聴いていられない」「飽きる」という不満になっているようです。
多くのオーディオブックサービスでは、購入前に視聴できる機能がついています。
気になる作品は一度視聴してから購入した方が良いかもしれませんね。
寝てしまうから意味ない
結構前、オーディオブック無料お試ししたんだけど、朗読してる人が活舌よくゆっくり喋るのでめっちゃ眠くなって電車でよく寝てた…ので一定のリズムで喋ってるオーディオブックは寝やすいかもしれない。ちなみに心理学と自己啓発系の本です…(寝たら意味ない)
— ² (@yukix2_315) August 22, 2020
反対に「良い声すぎて寝てしまって意味ないw」という声もありました。
ゆっくり優しい声で朗読されるとついつい睡魔が…という意見、分かりますw
とくに電車の中では、居眠りしてしまいやすいかもしれません。
そんな時は再生速度を上げて集中して聴くといいかもしれませんね。
そのほか、「イヤフォンを忘れると意味がない」という実感のこもった意見もありました。
オーディオブックって実際どうなの?
その前に、電車にイヤフォン持ってくるの忘れました。こんな状況だったら意味ないよね。やっぱり本は読むことで力がつくと思う。(まだ、試した無いけどwww)
試したことある人感想教えてください。— ワイ (@bCqXfTIjt6nNKWY) January 14, 2020
スマホで音楽を聴く習慣がある人は忘れないかもしれませんが、持ち歩きなれていない人はうっかりイヤフォンを忘れてしまうこともありそうですね。
電車内でオーディオブックを聴くことが習慣になれば、忘れにくくなりそうです。
オーディブルが微妙と言われる理由
Amazonの子会社が提供する、オーディオブックのサービスがオーディブルです。
なかなか購入しにくい外国語の本も含め、さまざまなジャンルの書籍を40万冊以上配信しています。
しかし使ってみて微妙だったという声も一部であるようです。
どんなところが微妙だったのでしょうか?
月額料金が高い
オーディブル使って微妙だった理由
・音声が音読みたいで全然頭に入ってこない
・1ヶ月1500円は高い(本の方がいい)
・聞くタイミングが分からない
・図表とか本でないと分からないところも読み上げるのでモヤモヤする⇒結局YouTube premiumで聞きたい人の映像を聴くのが一番楽でいいなと思った。
— るーつ|ストレスフリー人生 (@nayami_tentyou) August 26, 2020
オーディブル(Audible)は月額制のサービスです。
月々決まった金額(1,500円)を支払うことで、12万冊以上の本が聴き放題できます。
しかし、この月額料金が「高い」と言われているようです。
他社のオーディオブックサービスは「Voicy」(月額無料:1万冊が無料)や「Audiobook.jp」(月額734円:1.5万冊が聴き放題)など、オーディブルに比べると安いものもあります。
Amazonの子会社なので、ある日突然サービス終了という可能性も低そうです。
音声コンテンツはやはり熱い。
YouTubeはどうしても目で見てしまうから、視聴者の時間や見る場所を固定化してしまう。ただ音声ならその心配をする必要なし!ながら時間で情報をインプットできるから便利だし、可処分時間を奪わずに済む!最近はVoicyやオーディブルを聴きながら散歩するのが楽しみ♪— かずき@Webライター (@kazuwriter) December 18, 2022
30日間の無料期間中に使い勝手を確認してから入会を決められるので、気になる人はじっくり試してみてくださいね。
ラインナップが微妙
オーディブル、オーディオブックは実際問題かなりいい。1.5倍で単純作業のときに流していくと最強。車で通勤してる人は本当にいいんでない?小説は声優さんでイメージが限定されるの嫌な人は無理だけど、実用書は本当にいい。ただオーディブルはラインナップが微妙でオーディオブックは値段がきつい。
— 伊藤ひずみ Hizumi Ito(小説の表紙描いた!) (@hizumi_ito) November 13, 2018
「聴き放題のラインナップがさびしい」「聴きたい本がない」という意見があるようです。
オーディブルのジャンルはさまざまで、ビジネス書や自己啓発書、小説・ライトノベル、洋書など豊富なカテゴリの作品を聴くことができます。
しかし好みが合わなかったり、興味がないジャンルの本が多いと「ラインナップが微妙」という不満になってしまうようです。
オーディブル相変わらず自己啓発多すぎてくだらねーって思ってたけどこのジャンルの良いところ出てきたな。
合算18割だぞ18割。 pic.twitter.com/RZdl5yWUSx— かに (@kani1987) September 4, 2022
とくに自己啓発系や投資系の本が多く配信されているよう。
これはビジネスマンが通勤中に聴くことを想定しているからかもしれませんが、他のジャンルを聴きたい時には「微妙」になってしまうようです。
とはいえラノベや一般小説の人気作、古典や純文学の名作も多く配信されています。
紙の本ではなかなか読めない作品を、気軽に聴いてみられるのはメリットといえそうです。
俳優が読んでいる作品が微妙
私はさまざまなオーディオブックを聴くのですが、最近俳優さんが朗読してるものが多いんですけど正直微妙なのでやめてほしいな…。
やはりプロのナレーターさんや声優さん、朗読を生業にする人に比べると滑舌悪いし、キャラクターの演じ分けが甘いから混乱する。声だけ表現するのムズイんだぞ…。
— Okaki (@okakiweb) April 28, 2022
オーディブルの本の中には、プロの声優さんではなく俳優さんが朗読している作品もあります。
その読み方が微妙という意見のようです。
声優さんやナレーターさんは声の仕事をしているだけあり、朗読もとても上手で自然と耳に入ってくるよう。
しかし俳優さんの場合は演技力とはまた別の能力が必要なようで、「正直微妙」「滑舌が悪い」「声だけの演技ができていない」など、かなり辛口の評価をする人も。
その俳優さんのファンなら「好き♡」という気持ちで聴けるかもしれませんが、「途中でやめた」「聴いていられない」という作品もあるようです。
オーディオブック微妙だなあ。男性が朗読してたら女性の登場人物の会話文パートが違和感しかない。黙読してれば脳内で女性の声に変換出来るけど、オーディオブックだとそうはいかん。自己啓発本とかそういう類の本にしか向かないのではこの媒体… モノローグだったらいいけど…
— 浅井 (@teesticulus) July 18, 2022
また男性が一人で朗読している場合は、女性の登場人物の会話パートなどが「違和感がすごい」というパターンも。
紙の本ならあまり気にならないところですが、耳から入ってくるオーディオブックは違和感が強いようです。
オーディブルでは誰が作品を朗読しているかが明記されているため、気になる人は俳優さんではなく声優さんやナレーターさんが読んでいる作品を選ぶと良さそうです。
また知らない作品でも、好きな俳優さんが朗読しているものを聴いてみると読書の世界が広がりそうですね。
まとめ
オーディオブックはスマホを使って耳で本を楽しむ新しい読書のスタイル。
「オーディオブックは頭に入らない」「意味ない」という声がある。
頭に入らないと言われる理由は、ながら聴きができない・目で文字を追わないと頭に入らないなど。
対策として本を読みながら聞くと頭に入りやすい・オーディオブックと紙の本を使い分ける・2.5倍速など再生速度を上げて聴く等が挙げられている。
意味ないと言われる理由は、電車通勤の人には意味ない・声優を使ってるのが意味ない・寝てしまうから意味ないなど。
オーディブルが微妙と言われる理由は、月額料金が高い・ラインナップが微妙・俳優が読んでいる作品が微妙など。
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