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「紺青の拳」なぜキッドは宝石を返した?理由と犯人がわかりやすい展開についても

映画

「真実VS奇術VS蹴撃 雌雄を決する三位一体(トリニティ)バトルミステリー」というワクワクするキャッチコピーがつけられた、劇場版名探偵コナン「紺青の拳(こんじょうのフィスト)」

圧倒的な女性人気を誇る「怪盗キッド」が4作ぶりの登場、またインパクトの強いキャラでファンも多い「京極真」が初のメインキャラとしてキッドと対決するとあって、期待が集まっていた今作。

「バトルミステリー」と銘打った今回の舞台はシンガポール。
そして「キッド」といえば「お宝」ですよね。

いったいどんなお宝が狙われるのでしょうか?
調べてみました!

劇場版コナン紺青の拳のお宝はどんな宝石?

「紺青の拳」の英語のタイトルは「The Fist of Blue Sapphire」

「紺青(こんじょう)」は紫色を帯びた暗い上品な青色のこと。
似ている色に「群青(ぐんじょう)」があり、こちらの方がよく知られているかもしれませんね。

どちらも藍銅鉱(アズライト)を原料とする顔料であり、色が濃く結晶して冴えた紫味を帯びた青が「紺青色」と呼ばれています。

そんな神秘的な色を持つ、世界最大のブルーサファイア「紺青の拳(こんじょうのフィスト)」。

それが今回のキッドのターゲットです。
(「拳」とついているからには相当な大きさ・・・。とても高価だと思われますね)

この「紺青の拳」、19世紀末に海賊船とともにシンガポール近海に沈んだとされ、ながらく所在不明のままでした。

しかし何故か回収され、シンガポールで開催される、空手の世界大会の優勝ベルトに飾られることに。

現世に戻って来た伝説の秘宝をめぐり、所有者が次々と入れ替わる争奪戦が勃発。
キッドと京極真、そしてシンガポールの「闇」。

激しい三つ巴の戦いが繰り広げられます。

ところで、「怪盗キッド」は何故いつも宝石を集めているのでしょうか?

そして持ち主を確認したあとは返したりもしています。
せっかく手に入れたのにどうして?

キッドが盗んだ宝石を返す理由は?

本来「コナン」ではなく「まじっく快斗」の登場人物であるキッド。

彼が宝石を集めているのには、実は悲しい理由があります。
キッドの父親は、かつて「初代怪盗キッド」を名乗った世界的天才マジシャン「黒羽盗一」。

しかし「パンドラ」と呼ばれるビッグジュエルを狙う「謎の組織」と対立し、暗殺されてしまいます(表向きは事故死)。

キッドはその父の無念を晴らすため、「謎の組織」よりも早く「パンドラ」を見つけ出し、破壊する、という強い信念で動いています。

そのため、苦心して手に入れた宝石でも、「パンドラ」ではなければあっさり持ち主へ返しているのです。

今回の「紺青の拳」も、キッドは当初盗むつもりはありませんでした。

しかし、何故かシンガポール警察がとある殺人事件の重要参考人として「怪盗キッド」を名指しします。

身に覚えのない事件の濡れ衣を晴らすため、シンガポールに乗り込むのが物語の始まりとなっています。

なぜキッドは宝石をレオンに返した?

まず、キッドが宝石を返す理由は「その宝石が目的の宝石ではないから」です。

そしてなぜ、キッドは宝石を引き上げたジョンハン・チェンではなく、レオンに宝石を返したのか?ということですが・・・。

確かに沈没船からブルーサファイアを引き上げたのはジョンハン・チェンですが、彼はチャンピオンベルトにブルーサファイアを埋め込み、空手の大会の優勝者への景品にします。

空手の優勝者はレオンのボディーガードであるヘッズリ・ジャマルッディンで、宝石自体に興味がないヘッズリ・ジャマルッディンはチャンピオンベルトをレオンに渡します。

回り回ってレオンが持ち主・・・ということで、キッドはレオンに返したのではないでしょうか?

もう一つ、非常に雑な解釈ではありますが、キッドも宝石自体に興味があるわけではないので、返す相手はだれでも良かったのかも・・・^^;

キッドは今後も宝石を狙い続ける?

ちなみにキッドの父親の命を奪った「パンドラ」とは、「月の光にかざすと、宝石の中に赤く光るもうひとつの宝石が入っている」という不思議な宝石。

そして「持つ者に不老不死を与える」とも言われています。

そのほかのことは謎につつまれていて、なんとも神秘的です。

まさに伝説の秘宝にふさわしいですね。

父の無念を晴らすために、キッドは今後ももちろん宝石を狙い続けるはずです!

そしてキッドの宿命の敵、「謎の組織」は、「コナン」の「黒の組織」なのではないか?という説もあるようです。

キッドとコナンは共闘も多いので、その予想はあながち外れではない気がします。
ますます気になりますね。

劇場版コナン紺青の拳の犯人は分かりやすい?

毎回ミステリーファンをうならせるトリックや展開の多い劇場版コナン。

でも今作の犯人は、予想外に分かりやすかったようです。

・「最初に犯人が分かっている古畑任三郎みたい」
・「黒幕も分かりやすい」
・「前回よりは確実に簡単」
・「分かりやすいが面白かった」 

などなど。

今回コナンはずっと「アーサー・ヒライ」という架空の人物を演じているため、どうしても事件を解決する行動に制限があり、ファンには少し物足りなかったよう。

いつものようにコナンが直接事件に巻き込まれたり、自分で動いて事件のカギを見つけたりということがなく、あるキャラの家で「捜査資料」を見ることが事件全容の手がかりとなっています。

犯人がわかりやすい展開について

また今回の犯人「レオン・ロー」(CV:山崎育三郎さん)はいかにも!な悪役顔。

事件を起こすきっかけも、「マリーナ・ベイの再開発(そのためにベイサイドを破壊する)」というとても自分勝手なもの。

そのために何人もが犠牲になります。

これは物語が進むにつれ明らかになっていくため、視聴者も推理しやすくなっています。

・「豪華な声優さんが担当しているとたいてい犯人」という離れ業で犯人を当てた人も

確かに名のある俳優さんをチョイ役にはしませんよねw

今回は「怪盗キッド」がメインキャラということで、「絶対に人を殺さない」を信条としている彼は、犯人であるレオンに何もせず、「紺青の拳」をあっさり返してしまいます。
(ちなみにキッドは推理にはまったく関与しませんw)

キッド「そいつは俺の探している宝石じゃなかったんでね」

腹心の部下だった男に裏切られ、秘書は自らの手で殺してしまい、一人になってしまったレオンに残されたのは世界一の宝石。
でもなんだか虚しさがありますね。

エンディングでシンガポール警察に連行されるレオン。

悪事はかならず暴かれ、報いを受けるという勧善懲悪の大団円ストーリーとなっています。

ミステリー的には少し物足りないかもしれませんが、シンガポールの空をキッドがブンブン飛び回り、有名観光地が次々爆破され、京極のアルティメット奥義とイチャイチャが見られるのはこの「紺青の拳」だけ!

楽しい爽快感を味わえる作品となっていますよ。

まとめ

紺青の拳(こんじょうのフィスト)とは、世界最大のブルーサファイアのこと。

空手の世界大会の優勝ベルトに飾られることになった。

キッドは父の無念を晴らすためにパンドラと呼ばれる宝石を探しているが、手に入れた宝石がパンドラではなかった場合、持ち主に返している。

紺青の拳(こんじょうのフィスト)も手に入れたがあっさりと返してしまっている。

紺青の拳の犯人は他の作品よりもわかりやすかった。

ミステリー的には物足りないが、海外が舞台でド派手なアクションが楽しめる作品になっている。

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