寒くなると恋しくなるのがこたつ。
我が家は毎年こたつを出して、みんなで丸くなるのが恒例です。
エアコンは部屋の上のほうしか暖まらないし、風が直接当たると乾燥するので苦手という人も多いと思います。
その点こたつは体の芯から暖かくなるので、うれしいですよね。
最近ではダイニングこたつが人気ですが、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
進化したこたつ ダイニングこたつ
日本の冬の定番ともいえるこたつですが、今や進化していますね。
ダイニングテーブルがこたつになるなんて、想像もしませんでした。
確かに今は和室のある家も少なくなってきていますし、食事をする時に座卓でしているお宅も少数派でしょう。
そんな時代に適したこたつともいえるかもしれません。
ダイニング用のこたつは、ハイタイプという名前で通販でも手軽に購入できるようです。
調べてみると、楽天はもちろんディノスやセシールでもありました。
手軽に購入できるし、時代のニーズに合っているので人気はあるのですが・・・購入した人からは「足元が寒い」という声もあげられています。
足元の寒さ対策と、ダイニングこたつのメリットとデメリットについてまとめてみました。
ダイニングこたつのメリットとデメリット
もちろん便利な面だけではなく、ここはちょっと・・・というところもあると思います。
ネットで見かけたダイニングこたつのメリットとデメリットをお伝えします。
ダイニングこたつのデメリット:値段が高い
まず、ハイタイプなのでサイズはかなり大きくなりますし、布地も多くなるので通常のこたつ布団に比べると高いですよね。
通販で見てみると、完全一人使い用の小さいもので2万円弱。
2人掛けから4人掛けのもので、3~7万円という感じです。
その代わり、ほとんどが送料無料でした。
店舗で見てみると、安いのでも5万円台、高いのだと20万円以上ですね。
サイズや布団の柄などによっても違いがあるようです。
ダイニングこたつのデメリット:足元が寒い
次に足元が寒いという感想が多いです。
座るタイプの通常のこたつに比べて高さがあるので、どうしても足先まで暖かくなるのに時間がかかるようです。
特に、一人用のダイニングこたつに「足元が寒い」という意見が多いです。
一人用のこたつを机のようにして使うため、どうしても天板の位置(高さ)と太ももの位置とが近くなるんですね。
そうすると、太ももは熱い!だけど足元は寒い!ということになります。
ダイニングこたつの足元の寒さ対策
逆にヒーターを弱くしてもかなり暖かくはあるので、足元はカーペットを引くことで対策ができます。
逆に二人~四人がけのダイニングこたつは、ダイニングテーブルの裏にファンヒーターが付いてるものが多く太ももだけ熱い!ということにはなりません。
ダイニングこたつのデメリット:電気代が高い?
普通のこたつよりも電気代が高くつく!という意見もありました。
確かに中が広くなる分、温めるのに電気代を使いそうですよね。
でも、そんなに高くなるのかな?と思ったので、普通のこたつの電気代と比較してみました。
電気代目安(1時間あたり) 強 | 電気代目安(1時間あたり) 弱 | |
普通のこたつ 消費電力:300W | 3.8円 | 1.4円 |
普通のこたつ 消費電力:600W | 4.9円 | 1.6円 |
ダイニングこたつ 消費電力:600W | 4.9円 | 1.9円 |
普通のこたつの1~2人用は、消費電力が300Wのものが多いです。
対してダイニングこたつだと300Wのものはほとんどなく、600Wのものが主流です。
普通のこたつは確かに電気代は安いですが、300Wだとなかなか暖かくはならないんですよ。
暖かくならないから、結局エアコンもつける・ホットカーペットと併用する・・・となると、電気代は余計にかかりますよね?
そうすると、ダイニングこたつの電気代はさほど高くはないと言えます。
ヒーターにも種類があって、何を使うかによっても変わります。
石英管ヒーター | 石英管ガラスの中にコイル状のニクロム線が入ったもの。なかなか暖まらないという欠点がある。 |
ハロゲンヒーター | 石英管ガラスの中にコイル状のタングステン線を入れて、不活性ガスを入れて両端を止めて作られたもの。すぐに暖かくなるので人気。 |
コルチェヒーター | ハロゲンヒーターをより高性能にしたもの。暖かくなるのもハロゲンヒーターよりも早いが、値段が高い。 |
カーボンヒーター | カーボンの薄い板を加工して石英管に不活性ガスと一緒に封入したもの。すぐに暖かくなり長く使える。 |
フラットヒーター | 電熱コードを使っていて、そこから発生する熱を利用している。ヒーターが薄く邪魔にならず、隅々まで暖かくなるがあたたまるのに時間がかかる。 |
一人用の安価な普通のこたつは、石英管ヒーターが使われていることが多いです。
主流はハロゲンヒーターですね。
ダイニングこたつのメリット:邪魔にならない
昔のこたつ布団は完全に正方形でしたが、今は省スペース仕様になっているので、四隅は薄手の生地になっています。
あまり広がりすぎないので歩いていて邪魔になることもありません。
布団がかさばらないので、掃除の邪魔にもならないですよね。
ダイニングこたつのメリット:足腰への負担が少ない
完全に床に座って立ち上がるということがないため、足腰の負担が少ないです。
高齢化している現代社会の中で、ダイニングこたつが流行るのもうなずけます。
布団を外せば普通のテーブルとして、一年中使うことができるのでしまったりしなくていいのもメリットです。
ダイニングこたつのネットでの評判
念願の‼️‼️ダイニングこたつ新調😆💕一番乗りはみりんちゃん🥰💓👏2人とも満足そう😆笑 pic.twitter.com/JwOC67cIWQ
— みりん🥦たいやき (@hon_mirin1012) August 22, 2022
ダイニングこたつがすこぶる良すぎる pic.twitter.com/E4iqqmbmZq
— アユッチ (@ayuttimon) December 31, 2016
ダイニングこたつ買ったぜ!
こりゃあかん…ぬくいわ♨️ pic.twitter.com/Meivak2aot— なな☕ちるたいむ (@nana_chilltime) January 2, 2023
・・・意外と一人用のダイニングこたつも評判がすこぶるいいです^^
他にも、椅子がある分床に座るよりも姿勢が良くなった。
スイッチと入れるとすぐに暖かくなり、コスパもいい感じ。
などの声もありました。
まとめ
時代のニーズに合わせて進化したダイニングこたつが人気。
ダイニングこたつのデメリットは、普通のこたつよりも価格が高めなこと。
足元が寒いという声があること。
足元が寒いという感想は、一人用のダイニングこたつに多かったが、最近は一人用のダイニングこたつも快適という声のほうが多い。
足元の寒さ対策は、カーペットを引くことで可能。
メリットは、立ったり座ったりの動作が少なくて済むので足腰への負担が軽い。
布団を外せば普通のテーブルとして一年中使うことができる。
東日本の地震以降、節電意識が高まっていますので、体の芯から暖まるこたつはほしいけど、生活スタイルは変えられない、というお宅にはぴったりだと思います。
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