「暗殺教室」(松井優征)は週刊少年ジャンプで2012年~2016年まで連載された少年漫画。
「主人公たちの担任教師である『殺せんせー』を暗殺すること」がテーマという、少年漫画にしてはちょっと刺激の強い内容ですが、可愛めな絵柄とコミカルな展開もあって幅広い世代に人気の作品でした。
実写映画化したのは2015年。
実写映画化には賛否両論ありましたが(主に否)、キャスティングも話題になりましたね。
中でも、自律思考固定砲台「律」役で出演した橋本環奈ちゃんには「可愛い!」という以外に不評の声があるようで・・・?
ハシカンの暗殺教室での演技力や役柄、ネットでの評価についても調べてみました。
暗殺教室の橋本環奈の律は不評?
中国のAIアナウンサーって、AIでニュース読む擬人であって、リアルタイムで描画出来るフルCGIの擬人ではないよね?
じゃ、暗殺教室のAI橋本環奈の方が可愛い。 pic.twitter.com/qluKlyrX7G— 左内 円卓倶楽部 (@sonthetown) February 13, 2020
環奈ちゃんの役柄は、自律思考固定砲台「律」。
「暗殺教室」、続編の「暗殺教室~卒業編」ともに同じ役柄で出演しています。
「自律思考固定砲台」の一文字をとって『律』と名付けられ、クラスメイトの一員になります。
自律思考固定砲台「律」は、世界中の科学技術や軍事技術を集めて作られた人工知能搭載の等身大の直方体であり、モニターには美少女が映し出されていて人間との会話も可能です。
暗殺教室では、制服、ナース服、女教師、体操服など、4種類のコスプレを披露してくれます。
ネットではおおむね「可愛い!」と評判なのですが、一部で不評の声も・・・。
それが「髪型は原作に寄せてほしい」というもの。
確かに業(カルマ)役の菅田君は真っ赤な髪・・・ではありますが、この実写映画主役の山田くんからして原作には寄せてないよね・・・と思ったり。
ビッチ先生役だって、なんで金髪のヅラなんだよとイラッとしたりもしました。
ただ、律の髪型は奇抜なものではないし、それこそウィッグでどうにかなったんじゃないの?とは思います。
あれでは律と言うより、本当に「橋本環奈」です。
ただ、律という役についての演技については、クールな感じから可愛い感じを演じきっていて私は良かったと思います。
律は殺せんせーの授業によって感情に芽生えるAIです。
最後はバーチャルアイドルとして活躍するので、その点もハシカンはぴったりだったと思います。
橋本環奈の演技力について
どうする?#橋本環奈 pic.twitter.com/9YbbkXUHMS
— 裏週刊プレイボーイ (@syupure_gazou10) May 28, 2022
環奈ちゃんといえば、「1000年に一人の美少女」としての鮮烈なデビューから、抜群のトーク力、バラエティのゲストとしてもかなり有能なタレントさんですね。
でも女優さんとしても、なかなかの実力の持ち主なんです。
とくに世間をあっと言わせたのは、2017年の「銀魂」(実写映画)で魅せた、神楽(かぐら)役。
ご存じの方もいるかもしれませんが、「神楽」は見た目こそ可愛いチャイナ娘ですが、口が悪くちょっと下品で、男性との肉弾戦でもかなりの強さを発揮する、パワー系キャラ。
あまりヒロイン!という存在ではないので、女優さんには受け入れにくい役柄かもしれません。
ところが、環奈ちゃんはそんな神楽を見事に演じ切っています。
「鼻をほじって」「奥までえぐって」「白目をむいて」という監督の無茶振りに、原作ファンもほれぼれするほどのえぐりを披露し、あまつさえゲ〇まで吐くという女優魂を見せつけてくれました。
「可愛い」「天使」という可憐なイメージを本人が見事に裏切ってくれる、まさに体当たりの演技ですね。
ほかにも、2018年の「今日から俺は!!」(日本テレビ系)ではヤンキー女子高生を演じ、こちらも神楽のような白目をむいたり変顔をしたりというコミカルな演技が話題になりました。
可愛い見た目と振り切ったギャグ演技のギャップがクセになりそうですねw
橋本環奈の役柄についてネットでの評判
アクションや振り切ったギャグの演技をこなす一方、あまりにもそういったギャップの役柄が続いたためか、続く「斉木楠雄のΨ難」では「見飽きた」「ワンパターン」などとも言われてしまっています。
確かに、今の橋本環奈ちゃんがうまく演じることができるのはギャグよりのキャラのような気がします。
「十二人の死にたい子どもたち」では、そのまま人気女優という役柄を演じていますが・・・、シリアスな演技は完全に杉咲花ちゃんに食われたと言っても過言ではありませんでした。
今は演技力が高いと言うより「可愛かった」という声がほとんどのような気がします。
「キングダム」でもシリアスな役柄だったためか、「すごい違和感がある」とまで言われてしまい、ちょっと可哀そうになってしまいますね。
ただ振り切った演技が得意で「変顔」や「白目」など、可愛いのに汚れ役をいとわない環奈ちゃんなので、これからも存分に女優力を発揮してほしいところです。
まとめ
実写映画「暗殺教室」で自律思考固定砲台「律」役で出演した橋本環奈に不評の声がある。
不評の理由は「髪型くらい原作に寄せてほしい」というもの。
橋本環奈の今まで演じた役柄については、漫画が原作のコミカルなキャラが多く、可愛い見た目とは裏腹に振り切った演技が好評。
同じ感じのコミカルな役が続いたために、「見飽きた」「ワンパターン」などとも言われてしまっている。
キングダムでのシリアスな役柄では「違和感がある」という声もあった。
演技の幅は確実に広がっているので、これからも活躍をしてほしい女優さんです。
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